イグアスの滝
(ブラジル側)

2020/1/2

2019年8月22日、この旅二度目の(実質的には初の)連泊。しかも昨日は夕方にはホテルに帰ってきているので、近くのショッピングセンターへ行く余裕すらありました。久々のゆっくりとした朝を迎えています。

この日はイグアスの滝をブラジル側から観光します。まずはバードパーク・ツアー(オプション)、そしてヘリコプター・ツアー(オプション)、最後にトレイルです。


バードパーク・ツアー

このツアーはオプションです。この旅行は結構オプションがあるのですが、殆どの方が参加していました。しかしこのバードパーク・ツアーは我々の他、3組、5名程度でした。皆さんお疲れでお休みなのでしょうか。

こちらがパーク(アーヴェス公園)の入り口です。

 
沢山写真は撮ったのですが、ブラジル特有、またこのイグアスの滝周辺にいる鳥ばかりではないので、その辺りは紹介を省略します。ただちょっと珍しい鳥などは紹介します。

こちらトサカが特徴的なその名もホオジロカンムリヅルです。ただこれはアフリカの鳥です。

 
こちらもトサカが特徴的。けどこれも名前が分かりません。

 
昨日のアルゼンチン側のトレイルでも沢山見かけたルリサンジャクです。

 
赤色が鮮やかなこの鳥はショウジョウトキというトキ科の鳥です。南米でも北部、ベネズエラ周辺にいるらしく、イグアスの周辺にはいないようです。

 
これがイグアスの滝周辺、いやブラジルを代表するオニオオハシです。オオハシ科の中で最大の種で、ブラジルではトゥッカーノと呼びます。本当にでかい口ばしですね。このくちばしは体長に占める割合が鳥類最大でそうで、体内の熱を血管を通じて放熱するラジエターの役割があることが最近の研究でわかったとか。

ブラジル全土に生息し、ブラジルを代表する鳥ですが、国鳥ではないようです。「ブラジル 国鳥」で検索すると盛んにオニオオハシが出てきますが、ワシントンのブラジル大使館のホームページにはNational Birdはサビア(Sabia、ナンベイコマツグミ)だと書いてあります。

 
オニオオハシはもう一枚。残念ながら野生のオニオオハシを見かけることはできなかったのでここでしっかり見ておきました。

 
こちらは同じオオハシ科ですが、色が違いますね。アオハシヒムネオオハシといって本当はもっとカラフルなものが多いようですが、この鳥はちょっと色が薄いです。年寄なんでしょうか。

 
鳥ばかりでなく、こんな動物もいます。

 
鷲?

 
このインコは色が鮮やかです。熱帯らしいですよね。

 
こちらもまた違った色合いですが鮮やかです。

 
このパークには蝶などの昆虫もいます。まるで目があるようです。



ヘリコプター・ツアー

ヘリコプター・ツアーの空港はバードパークの目の前、パークから歩いてやってきました。こちらもオプションですが、殆どの方が参加していたので、ここで皆さんと合流です。

この飛行機に乗った訳ではありません。こんなのが展示してありました。

 
実際に乗ったのはこっち。因みにヘリコプターは2台くらいで交互に運行していました。

 
ツアーの中で我々が最後でしたが、いよいよ出発です。ママは前の特等席。最後なので、添乗員さんも一緒です。ママで見えませんが、後ろの席の私と息子の間にいます。我々は全員窓側ということですね。

 
飛び立って3,4分で滝が見えてきました。向こうの奥が悪魔の喉笛ですね。

 
昨日アッパー・トレイルやボート・ツアーで見た滝群がよく見えます。昨日は横や下からみた訳ですが、この眺めも素晴らしい。

 
改めて名前が分かっている滝がこれらです。Chico滝は小さくて見えないですね。姉妹の滝はアッパー・トレイルや川からは見えないので、ここで初めて見ることになります。また後のブラジル側トレイルでも、はっきりとは見れないので、これが今回のツアーでは姉妹の滝をしっかり見る唯一の機会ということです。

 

尚、姉妹の滝はアルゼンチン側ロウアー・トレイルなら間近で見れるとのことです。

既出の地図を再掲するので見比べて確認して下さい。

[公園パフレットの地図]  (ビッグサイズの地図(4961x3508)

さてここからは3人とももっぱら動画を撮っていて、写真はないので動画から切り出します。そのため殆どがちょっと横長(16:9)ですがあしからず。主に4K動画から切り出しているので、デジカメ写真に負けないクオリティです。

 
上流の方から見たところ。左端の悪魔の喉笛から右端はBossetiの滝まで見えます。イグアスの滝はとにかく全体規模がでかいので、全貌を俯瞰するにはヘリコプターしかありません。これでも100%見れる訳ではありませんが。

 
同じく悪魔の喉笛からBossetiの滝までを少し下流の方から見たもの。このようにイグアスの滝の巨大さを実感できるのがヘリコプター・ツアーの醍醐味です。

 
ここも説明を入れてみました。Rivadaviaの滝は三銃士の滝などの上段(上流)の滝になるのですが、比較的離れているので、別の名前がついているのでしょう。

 
Rivadaviaの右方に隠された(Escondido)滝と呼ばれる滝があります。乾季なので水量が少ないため、この写真では見難いですね。分かりにくいかもしれませんが、いろいろなもの(特にサンマルティン島)が邪魔をしてて地上では上(トレイル)からも下(川)からも見にくいため、このように呼ばれています。

この滝の近くまで行く遊歩道も作られていないので、今回のツアーではこのヘリコプターからが唯一隠された滝を見ることができる機会だと思っていたのですが、実は後のブラジル側トレイルからは少し見えました。

因みに整備された遊歩道はないですが、この滝を間近で見ることもできます。ボートでサンマルティン島まで行って上陸し、ハイキングをするツアーもあり、そのツアーに参加すれば可能なのです。

ところで私は長い間、Rivadavia滝隠された(escondido)滝取り違えていました。その原因は何度か掲載している現地パンフレットの地図です。それによると三銃士の滝(Tres Mosqueteros Fall)などの上段滝となる当該滝がどうみても「Escondido Fall」であると読めるのです。問題の部分を拡大したので見て下さい。

上流の川の形、三銃士の滝との位置関係やRivadavia Fallとして示された文字の位置などから、この滝は「Escondido Fall」だと疑っていませんでした。しかしいろいろ調べているうちに当該滝をRivadaviaだと説明している外国のサイトがいくつか見つかりました。

当初はこのサイトの説明が間違っているのだろうと思っていたのですが、決め手になったのは以下のネット上の情報です。恐らくこれもパフレットの地図と思われますが、我々に配布されたものよりも古いもののようですが、地図のデフォルメ度が低く、よりリアルです。

[ネットで見つけた地図]

これによると三銃士の滝などの上段滝ははっきりとRivadavia滝であることが分かります。またEscondido滝はその右手の小さな滝であることも示されています。

更に加えて、NHKのイグアスの滝を特集していた番組で隠された滝について説明をしていたのですが、その映像に基づくとこのネットで見つけた地図の方が正しいように見えます。

またもし今まで思っていた滝が隠された滝だとすると、「隠された」と形容されるにはあまりにも見やすい位置にあると思いました。少なくともブラジル側に行けば、どこからもで見えます。上記NHK番組でもサンマルティン島の奥まで来ないと見れないのでこの名がついていると説明されています。

このように様々なことを総合的に判断して出した答えが今回の結論です。もし反論がある方は是非とも情報を頂きたいと思います。

 
さて少し悪魔の喉笛の方をアップで見てみましょう。昨日最初にトレイルした遊歩道がよく見えます。まさに川を横断している橋ですね。

 
少し下流よりへ。今度は手前にこの後行くブラジル側の遊歩道が見えるでしょうか。

 
更に下流から見たもの。因みにヘリコプターはブラジル上空だけを飛びます。領空の問題があるのかもしれませんが、そもそもイグアスの滝は多くがアルゼンチン側にあるので、ブラジル側から鳥瞰した方がずっと見栄えがします。

 
下流の方をまた見てみます。

 
ここも説明を入れてみました。昨日ボートで突っ込んだ三銃士の滝はこんなロケーションです。Rivadavia滝がその上段(上流)に位置していることもよく分かるでしょう。

 
滝の上空にいたのは4分くらいでしょうか。もう帰途につきます。

やはりここも動画を見て下さい。4K編と2K編を用意してあります。内容の違いはあまりないのですが。

[ヘリコプターツアー4K編]
 

[ヘリコプターツアー2K編]
 


ツアーの皆さん

ヘリコプターツアーが終わって、ここで初めてツアーの皆さん全員で記念写真です。どなたにも許可は得てないので全員モザイク入れてます。

 

総勢21名と以前書きましたが内訳は、3人組が我々夫婦と息子、比較的若めのご夫婦と奥さんの父親、及びご年配の夫婦とその娘の計3組。2人組が若干ご年配の夫婦が2組と母と大学生の息子の計3組。その他、夫婦とその若い二人の娘の4人組が一組と、お一人様が女性二人でした。インド旅行に比べるとお一人様参加率はずっと低いですね。

ただそのお一人様参加の女性の一人は元々夫婦で来られるはずだったのですが、ご主人が事情で直前(旅行の2日前?)にキャンセル。急遽一人で参加することになったそうです。旅行代金は9割以上返らず、その上一人部屋になったため料金が上がってしまったとのこと。更に言えばこの結構過酷な旅行に元々一人参加を覚悟していたならまだしも、夫婦参加の予定が急にお一人だなんて、家内なら絶対来ないと言ってました。でも確かにキャセル料が。。

年齢的にはうちの息子が最年少でこれは予想通り。両親と来ている姉妹二人は話を殆どしなかったので分かりませんが、恐らく20代か行っても30代前半(案外10代か、逆に既婚だったりして)。お母さんと来ている大学生の彼は医者志望の優秀な方。弟が2人いるとか。両親と来ていた女性は気さくでしたが恐らく未婚。イタリア旅行で多かった新婚かそれに近い若いカップルというのがいませんでしたね。

九州や愛知など全国から集まっていましたが、やはり成田発なので関東圏の方が多かったように思います。


ブラジル側トレイル

その後、悪魔の喉笛がこんな感じで見えるレストランで昼食です。ブラジル側は悪魔の喉笛を見るには不向きですね。

 
昼食後バスで少し川を下ってからトレイル開始です。まず最初の展望台で例のサンマルティン島の入江が見ていきます。Bossetti滝からサンマルティンの滝あたりまでがよく見えます。ボートツアーで下から、ヘリコプターツアーで上空から見た既にお馴染みの眺めですが、この角度はそれらの中間ということになります。

 
Bossettiの滝をアップで。左側の滝はアダムとイブの滝です。

 
BernabeMendez滝(右)とMbigua滝(左端)のアップ。BernabeMendez滝の上段はちょっと奥まっているので、ボートからはあまり見えなかったと思います。

 
サンマルティンの滝は、手前のサンマルティン島のせいで半分くらいしか見えません。

 
アルゼンチン側アッパー・トレイルは完全バリアフリーで平らでしたが、ブラジル側のトレイルはアップダウンが結構あります。アルゼンチン側もロウアー・トレイルはかなりあるようです。

 
次の展望台は少々狭いので皆さんで代わる代わる記念写真。でも我が家は景色優先でここでは撮りませんでした。

  
こちらの展望台からはRivadavia滝がよく見えてきます。これだけよく見えると隠された滝であるはずはなかったのです。

 
そしてこれはずっと後になって気づいたのですが、ここからは隠された滝が見えました。

そもそもずっとRivadavia滝を隠された滝と思っていたので、本当の隠された滝がどこにあるのか分かっていませんでしたから、これまで分からなかったのは仕方ないですね。写真は撮りそこなったので、何とか動画から探して見つけ出しました。

ただ最初の展望台からも角度的には見えるはずなので、サンマルティン島が邪魔しなければ見えたはずですが、動画も写真もこっち方面を撮ったものは見つからなかったので、見たのか見えなかったのかすら分かりませんでした。

現地ガイドさんもこのような「隠された滝探し」みたいな粋なテーマで案内してくれると楽しいのですが。

 
こちらは恐らく隠された滝あたりから落ちてくる下段の滝だと思いますが、名前などは分かりませんでした。

 
この展望台からでもBossetti滝はまだよく見えます。隣のアダムとイブの滝もまだ少し見えますね。

 
次の展望台へ行くと、もう隠された滝は死角に入って見えなくなっています。やはりその名の通りで、見られる場所が限られているんですね。

 
一方Rivadavia滝は更によく見えてきたのでアップでも。

 
またこちらのアングルだとサンマルティンの滝がさっきよりは見えます。ただこれが限界ですね。

 
更に上流の展望台へ行くと、より視界が開けて三銃士の滝二銃士の滝がよく見えてきます。Rivadavia滝の下段になっていることも分かりますね。

 
三銃士の滝。三本あると言えばあるのですが。

 
こちらが二銃士の滝。こっちははっきりと二本確認できます。

 
ここまで来ると悪魔の喉笛もよく見えてきます。

 
そしてブラジル側トレイルの終点であるブラジル側で悪魔の喉笛に最も近い展望台も見えてきます。

 
そこへ向けて下っていきます。

 
終着展望台と同じくらいの高さになりました。

 
ここは滝を見上げることができるのが、これまでの展望台とは大きく違うところ。これまでもイグアスの滝では2段になっている所が多かったですが、ここもそうです。上段がフロリアーノ滝で下段がサンタマリア滝と呼ばれます。その間というかサンタマリア滝の上に遊歩道、展望台があるのです。

そのため雨季だとここでもびしょびしょになるらしいです。乾季の現在でも風向き次第ではカッパなしでは厳しいようですが、今日は何とかなりました。

それでも結構水しぶきはあるので、防水対策をしていないハンディカムとデジカメはここらあたりが限界です。この後は写真も動画も対策したiPhoneに任せます。

 
下流の方には三銃士、二銃士の滝が見えてます。

 
最終展望台から悪魔の喉笛を臨んだところ。一番近いとは言え、結構遠いですね。悪魔の喉笛の迫力はあまり感じません。

 
でも勿論ここで記念写真。

 
悪魔の喉笛は遠いのですが、ブラジル側の大きな滝(フロリアーノ滝)を見上げられるこの展望台はやはりいいです。

 
少し左方へ。左の建物は帰りに登るエレベーターです。

 
真下にも水ががんがん流れてます。下段のサンタマリア滝はアッパー・トレイルでサンマルティンの滝の上部に行った時と同じように残念ながら滝が落ちる姿を拝むことはできません。

 
対岸の大きな滝は、Belgranoの滝と呼ばれるもの。

 
ブラジル側では一番のハイライトなので沢山人がいます。展望台も比較的広めに作られてます。

 
名残惜しいですが、そろそろ帰ります。

 
しかしエレベーター下まで来ると、これまたフロリアーノ滝が間近で圧巻です。

 
さて仕方ない、エレベーターに乗りますかね。

 
エレベーターの上からでもなかなかの眺めです。

 
先ほどの展望台も見えます。

最後にこちらも動画で。

[ブラジル側トレイル 4K動画]

2K動画は家内がiPhone8で撮ったもの。4K編と同じ場面も多いですが、少し違うところやカプチーノモンキーなども映ってます。

[ブラジル側トレイル 2K動画]
 

これで名残惜しいイグアスの滝の観光も終わりですが、ちょっと雨期のイグアスの滝について調べてみたので是非ご覧ください。何気にかなり違いまっせ!


再びペルーへ

この日は再びペルー(リマ)に帰ります。時間の都合なのか、このツアーでは初めてのお弁当です。しかも和食。空港のちょっとしたフードコートのようなところで夕食です。

 
この飛行機でペルーに戻ります。来た時と同じで国際線ですが、左右3列ずつの機体です。やはり3人並んで座れました。

この後、リマ空港についたのがリマ時間の21時過ぎ。この日の宿泊は最初にリマに宿泊した旧市街近くではなくて、新市街のミラフローレスという地区です。ホテルに着いたのは23時を過ぎてました。夕食は終えていたとは言え、明日もナスカ地上絵観光に向けてこの旅で一番早い出発です。ただもう旅も終盤なので、あとわずかですからガンバリます!

 

■2018年8月22日(木) 晴れ(イグアスの滝観光、リマ泊)
06:30 起き出す
07:00 朝食
08:25 ホテル出る
08:50 バードパーク着
10:20 出て、すぐ目の前のヘリポート着
11:43 ヘリコプターツアー出発
11:54 帰着
12:08 全員で記念写真
 昼食
14:00 ブラジル側トレイル開始
14:40 先端着
15:04 エレベーターで上へ
15:21 出る
15:45 民芸品店
16:45 出る
17:00 イグアス空港着
17:26 チェックイン
17:45 フードコートで弁当で夕食
18:15 出る
18:30 セキュリティ通過、出国
19:10 ボーディング LA-2442
19:23 タクシング(定刻19:45)
19:34 離陸
23:28 リマ空港着陸(3時間54分)
(21:28 リマ時間)(定刻22:20)
21:31 サテライト
21:36 降機
21:50 入国
21:56 荷物出
22:13 空港発
23:03 ホテル EL TAMBO II着


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