イグアスの滝
(アルゼンチン側)

2019/10/13

昨日2019年8月20日のうちにイグアスの滝近く(フォス・ド・イグアス)まで来ているので、この日は余裕を持って出発しています。

イグアスの滝の観光方法は様々あるのですが、今回のツアーでは、アルゼンチン側でハイライトの悪魔の喉笛アッパートレイルを散策、午後にボートツアー。一日目(8月21日)はこれで基本的に終了。二日目(22日)は宿泊しているブラジル側でバードパークツアー(オプション)、へリコプターツアー(オプション)とブラジル側トレイル散策です。

このページはその21日のアルゼンチン側の観光について書きます。


アルゼンチン側の国立公園

宿泊しているのがブラジル側なので、一旦国境を越えてアルゼンチンに入らないといけません。しかし国境越えは至って簡単。我々を乗せたバスが国境に差し掛かるとガイドさんが皆のパスポートを持って降りて手続きをしてくるだけです。我々はバスを降りる必要はなく、係官が乗り込んでくる訳でもありません。

ただ国境は撮影禁止だったので、写真も動画もありません。

国境を通過して20分くらいは走ったでしょうか。国立公園の入り口にやってきたのでいよいよ入場します。

 
まず悪魔の喉笛に行くには、トロッコ列車に乗る必要があります。ここはその始点であるEstacion Central、つまり中央駅ということです。ここから出発します。

 
トロッコ列車はとてもゆっくりです。

 
途中Estacion Cataratas(滝駅?)に着きますが、ここでは降りません。帰りはこの駅で降りることになりますが、まずはそのまま乗って進みます。

 
終着のその名もEstacion Garganta(喉笛駅)に着きました。

 
駅のすぐ前に悪魔の喉笛までのトレイルの入口があります。Gargantaはスペイン語でという意味ですが、ここでは「喉笛」と訳すのでしょう。Diablo悪魔です。英語のdevilとかに通じますね。

 
トレイルはこんな遊歩道を歩きます。まさに川の上に作った橋ですね。金属製のしっかりしたものです。

 
本当に川の上を歩いているといった感じです。

 
歩き出して15分程度、いよいよ悪魔の喉笛の水しぶきが見えてきました。胸が高鳴ります。

 
右方には悪魔の喉笛の一部と思われる流れが既に見えます。


悪魔の喉笛(Garganta del Diablo)

これが悪魔の喉笛です。

 
少し左へ。向こう岸はブラジル側になります。ブラジル側には悪魔の喉笛にここまで近づける展望台はないのですが、 あえて作らないのでしょうか。作れないことはない気がしますが。

 
逆に右方へ。悪魔の喉笛はイグアスの滝の最奥のこのあたり一帯を指す通称で、滝自体にはユニオン滝という名前もついているようです。 どのあたりまでを悪魔の喉笛と呼ぶのか分かりませんが、ユニオン滝は悪魔の喉笛の一部です。

 
勿論ここでの記念撮影も忘れません。因みにここは少し高いところから撮らないと滝がよく入らないので大きな脚立が置いてあって係員?がその上から撮ってくれました。 有料ではなかったのでサービス?

 
下流の方。飛び交っている鳥はオオムジアマツバメです。滝の内側に巣をつくることで外敵から身を守っているんですね。

 
ガイドさん曰く、水量的には中程度とのことでした。乾季ですけどそこそこ多い時期だったのかもしれません。 実際は上流のダムで調整しているらしいので、基本的には一年中迫力のある滝が見られるとのこと。ただやっぱり雨季の写真をみるとすごく違いますがね。

 
よくもこんなに悪魔の喉笛のすぐ近くに展望台を作りましたね。

 
覗き込んでも滝つぼは水しぶきで全く見えません。

 
さて写真はこれくらいにして、やはりイグアスの滝は動画をみて頂かないとそのすごさは分かりません。尚、動画は最低でもフルハイビジョン。 一部は4KでもYouTubeにアップしているので、ぜひ大画面テレビでみて頂きたいですね。

[悪魔の喉笛 4K動画]
 

2K動画もアップしてます。内容はそれほど変わりませんが、悪魔の喉笛に着くまでの道のりが少し長いです。

[悪魔の喉笛 2K動画] 

 
さて悪魔の喉笛を十分堪能したので、駅まで戻りますが、途中こんなものが見えます。 昔の遊歩道のようですが、洪水で壊れてしまったらしいです。その残骸ですね。そして現在の鉄製の遊歩道を作り直したとのこと。

 
駅に戻ってきたら鳥さんが。イグアスではこの後何度か見かけたルリサンジャク(カラス科)です。

 
再びトロッコ列車に乗って、先ほど通過した中間のCataratas駅へ向かいます。途中すれ違ったりもします。

 
駅につくと今度はお猿さんのお出迎え。カプチーノ・モンキーというそうです。


アッパー・トレイル

中間駅から少し歩くとアッパー・トレイルが始まります。この他に下の方を歩くロウアー・トレイルもあるのですが、今回のツアーではここは行きません。ちょっと残念ですね。

このトレイルはあまり木々に覆われていない悪魔の喉笛までのトレイルと比べると、いかにも森の中を歩くといった感じです。ということは川の上ではないのかなぁ。

 
と思いきや、やっぱり川の上です。いわば川のマングローブといったところでしょうか。因みにこのトレイルは一部の支線を除いて一方通行になっています。

 
そして最初の展望台です。イグアスの良さ、すごさは悪魔の喉笛のような巨大な瀑布の存在はもとより、このような中級の滝がものすごい列をなして騒然と並んでいる様だと思います。

右の一番手前がChico滝。小さい滝、少年の滝という意味でしょうか。その向こうの大きめの滝がBossetti滝。後でボートからも良く見えます。 その向こうにある二つの滝がアダムとイブの滝と呼ばれる滝です。

 
少し左へ。右からBosseti、アダムとイブに続いて、Bernabe Mendez滝Mbigua滝と続き、奥の方の大きく見える滝がサンマルティンの滝です。

 
ここでお決まりの記念写真。

 
すると今度はハナグマ君がお出迎え。

 
次の展望台へ移動。ここはBosseti滝のすぐ脇になります。

 
このようにBosseti滝が近くに大きく見えます。

 
ここから入江みたいなところが見えます。全然入江ではないのですが、サンマルティン島という中洲によって形成された入江に似た空間なので、便宜上ここでは今後サンマルティン(島)の入江と呼びます。後のボートツアーでこの入江に入ってきてサンマルティンの滝下へ突っ込むのです。

また下の方にも遊歩道が見えますね。 あそこがロウアー・トレイルの一部。Bosseti滝のすぐ下まで行けるので結構迫力あるらしいんですよね。行きたかったなぁ。

 
ずっと遠くの滝も見えます。よく悪魔の喉笛だという人がいますが、あれは悪魔の喉笛よりは下流のブラジル側の滝群です。

 
ズームするとサンマルティンの滝も大きく見えます。その上に旗が立った展望台がみえるでしょうか。後であそこまでいきます。

 
更に次の展望台に移ります。ここはBernabe Mendez滝とMbigua滝の間にある展望台ですが、両脇のこれらの滝よりもサンマルティンの滝の方が更に近づいてよく見えます。

 
横から見たサンマルティンの滝。

 
サンマルティンの滝の下段の滝。

イグアスの滝では二段になっている滝が沢山あるのですが、上段と下段の繋がりが明確でないため、 それぞれに別の名前がついているもの、つまり別の滝として扱われているものが多いです。しかしここは繋がりが大体分かるので、恐らく一体のものとして「サンマルティンの滝の下段」という言い方なのかなと思います。 後でボートでここに突っ込むことになります。

 
さてアッパー・トレイル最後の展望台に向かいます。ここはアルゼンチンの国旗が掲揚されています。

 
ただこの展望台からの眺めは正直今一。丁度サンマルティンの滝の真上なのですが、真上なので返ってサンマルティンの滝の自体は水が落ちる姿は全く見えません。 ここからあの水量がおちているんだなと想像するだけです。

 
横を見てもこれまでの展望台と比べても他の滝たちがよく見えません。かろうじてBossetti滝とアダムとイブの滝が少し見える程度です。なのであまりこの展望台はおすすめではないです。

この後はひたすら森林の中の帰路を戻ります。一方通行なので、滝群が見える往路は通れません。

尚、戻ると言っても駅まで戻るのではなく、園内のレストランへ行って昼食です。

アッパー・トレイルも動画をアップしているのでご覧下さい。

[アッパー・トレイル 4K動画]
 

次の動画は2Kですが、トロッコ列車、カプチーノモンキー、三国国境も映っています。

[アッパー・トレイル 2K動画]
 


ボートツアー

昼食後、レストランのトイレでボートツアーに向けて水着に着かえました。尚、家内と息子は既に水着を下に来ていたので基本的に着替えなしです。

レストランからは歩いてボートツアーに向かうトラックが発着するステーションに行きます。

こんなトラックに乗って、ボートが出る船着き場近くまで行きます。

 
トラックの移動自体もちょっとしたジャングルツアーなのですが、説明がスペイン語だったのでよく分かりませんでした。トラックを降りると180段の階段を降りて河畔の船着き場へ。ガイドさんが資料に書いてある180段は100段の間違いですと言ってたんですが、数えてみらたやっぱり180段くらいありました。

 
しっかり救命胴衣を着けて出発です。あと乗船前に深緑色の大きな防水袋をくれます。

 
途中ブラジル側のボートツアーの船着き場も見えました。こっちはケーブルカーのようなもので上り下りできます。楽そうだなぁ。 でもなぜか人が殆どいませんでした。あまり流行ってないのでしょうか。

ボートツアーの概略を言うと、突っ込む滝はサンマルティンの滝三銃士の滝。後者はそれを構成する二つの滝に突入します。突入に際して本当に滝つぼの真下には入れないようなので(さすがにそこまでやると難破する?)、右側面左側面をかすめるような形でそれぞれ二回ずつ突入します。

そのため座っている場所によっては、突っ込む方向で迫力が大分違います。ただサンマルティンの滝はどちらも、すごく迫力があったのはなぜでしょうか。

また突入前に撮影タイムがあって、それぞれの滝、及びその他の滝をゆっくり撮影できる時間をくれます。川側から見上げるように見る滝もなかなかの迫力です。撮影タイムが終わると船長がカメラ等を防水袋にしまうようアナウンスしてから、突入タイムに入ります。

 
まずは三銃士の滝で撮影タイム。この写真をみると、見えている3つの滝が三銃士の滝と思われるかもしれませんが、実は違います。 一番左の滝は二銃士の滝という別の名前がついた別の滝です。右側二つが三銃士の滝になります。

恐らく乾季で水が少ないので、 三銃士のはずが2つの滝になってしまっているのではないかと想像します。これが三銃士の滝だったと分かったのは帰国後、 改めて調査した後なので、この時にガイドさんなどに確認することができませんでした。

 
滝つぼ突入を終えたボート。

 
遠く悪魔の喉笛もここから臨めます。明日行くことになるブラジル側の展望台も見えますね。

 
続いてサンマルティンの滝の入江に入って撮影タイム。ここは突入するサンマルティンの滝以外にもBossetiの滝など左右に広く多くの滝を眺めることができます。

 
入江から見たBossetiの滝です。我々は行けなかったロウアー・トレイルの展望台がよく見えますね。あそこからBossettiの滝をみたら迫力あったでしょうね。

 
左の方はサンマルティンの滝。先ほど行ったアッパー・トレイル最後のアルゼンチン国旗のある展望台も見えます。それにしても本当にあの下に突っ込むの?

 
撮影タイム終了間近でしたが、何とか二人の記念写真を。

動画は是非、後の滝つぼ突入を見てほしいですが、撮影タイムも2Kですがアップしています。

[ボートツアー撮影タイム 2K]

 
さて撮影タイム終了です。ここで防水対策をしてないビデオカメラとデジカメは防水袋にしまいます。そして万全の防水対策をしたiPhone 8 Plusを構えて滝つぼ突入に備えました。

このまま突入タイムに入るので、撮影タイムとは逆にサンマルティンの滝から突入し、三銃士の滝は後になります。やはりここも写真よりは防水対策の成果である動画をご覧下さい。

[サンマルティンの滝つぼ突入 4K動画]
 

[三銃士の滝つぼ突入 4K動画]

どうでしょう。完璧でしょ。万全の準備をした甲斐がありました。と言うのは真っ赤な嘘で、実はこの動画全て息子がiPhoneXRで撮影したものです。しかも防水対策に書いた試供品の汎用スマホ防水ケースを念のため家内が持っきていて、この日に突然息子が使ってみると言い出して急遽用意していたのです。

私の撮影はというと見事に殆ど失敗。一応比較のため私の失敗動画もYoutubeに上げてます。iPhoneの撮影の時は写真でもやりがちですが、レンズが端の方にあるので、がかかってしまうことがあります。普段から気を付けていたのですが、すごい水しぶきに耐えながらの撮影で気が回りませんでした。勿論こんな大失敗動画ばかりではありませんが、アングルなどが今一なものが多く、動画撮影慣れしている息子の動画があって本当に助かりました。息子が撮ってくれてなかったら、泣いても泣ききれなかったです。

とりあえず結果オーライで懸念事項3つ目クリアです。

さて岸まで戻ってきました。戦い終えてといった心境でしょうか。どうせ水着をきていたのだから、カッパは意味なかったですね。もっともカッパは防水対策というより寒さ対策です。気温が低い場合濡れた後かなり寒くなるため、その対策ですが、この日は十分に暖かったので、やはり必要なかったです。

 
帰りは一応ジャングルツアーを楽しみました。珍しい動物でも現れてくれると良かったのですが、そういうことはなかったです。

 
出発地に戻ったら、またハナグマ君がいました。

 
ボートツアーの後、帰路につくのですが、ブラジルとアルゼンチンの国境の橋を通ります。ブラジル側とアルゼンチン側の橋の壁の色が変わるという説明があったので、撮影しようとしたのですが失敗です。ここはまだアルゼンチン側なので壁の色がアルゼンチンの国旗と同じ配色である水色と白であることが分かるでしょうか。

 
この日の観光の最後は三国国境です。手前がアルゼンチン。右向こうがブラジルで、左岸がウルグアイです。ブラジル、アルゼンチンとウルグアイの間を流れるのはパラナ川。そこにブラジルとアルゼンチンの国境になっているイグアス川が注ぎ込んで川のT字路を構成している訳ですね。

イグアス川はパラナ川の支流であり、パラナ川の方がずっと大きな川です。このパラナ川もアルゼンチンを南下して、最終的にはラプラタ川として大西洋に注ぎます。

 
一応三国国境の碑ということでしょうか。こちらもアルゼンチン国旗と同じ配色ですね。

 
この日17時すぎにホテルに帰着。最初のリマ以来、久々の連泊で、しかも早いホテル帰り。目の前に大きなショッピングセンターがあったので、3人でちょっと散策してきました。まあどうってことなかったですが。

この日はゆっくりして明日のブラジル側観光に備えます。

■2018年8月21日(水) 晴れ(イグアスの滝観光、イグアス泊)
05:20 起き出す
06:00 朝食
07:00 ホテル発
 ブラジル出国、アルゼンチン入国
08:08 公園入口
08:24 トロッコ駅(中央駅)
08:30 トロッコ列車発
08:38 中間駅
08:54 終着駅
09:02 ハイキング開始
09:22 悪魔の喉笛
09:36 出る
09:59 終着駅発
10:18 中間駅着
10:30 アッパー・トレイルハイキング開始
10:35 最初の展望台
10:45 次の展望台
11:02 先端の展望台
11:30? 昼食、その後水着に着替え
12:32 ボートツアーの出発地
12:45 ジープで出発
13:10 ジープを降りて、川へ
13:23 ボート出航
13:34 滝下着
13:42 サンマルティンの滝下突っ込み(計二回)
13:46 三銃士の滝突っ込み(計五回)
13:50 帰途
13:59 帰港
14:50 ジープの出発地に戻る
16:00 三国国境
17:13 ホテル着
18:30 ホテル前のショッピングセンターへ
19:00 夕食


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