クスコ

2019/10/12

2019年8月18日(日)朝一でリマを立って、クスコへ向かいます。クスコは標高3,400m。もう富士山の山頂にも近い高度になります。普通だと大抵の人は高山病になります。リマはほぼ0mなので、急にクスコに来て大丈夫なのでしょうか。懸念事項としては5番目ですが、懸念しているには変わりありません。しかも高山病対策に必要な睡眠が殆どとれていないのです。

今回の旅行でのクスコの高山病対策はこうです。まずクスコでは4,5時間の滞在に留めます。3,400mくらいなら、殆どの人は4,5時間であれば問題ないらしいのです。その後標高2,000mマチュピチュ村まで下ります。2,000mなら基本的に高山病にならないとか。そしてそこで一泊。翌日2,400mのマチュピチュを観光した後にクスコに戻って宿泊します。2,000m級のマチュピチュで一晩過ごせば高度順応して翌日は3,400mに何時間いても大丈夫とのことらしいです。

最初にマチュピチュへ行って観光、宿泊し、その後クスコに来て観光、宿泊でもいい訳ですが、観光スケジュール的に先にクスコを観光したしまった方が効率がいい場合は今回のようなスケジュールにすることはよくあるようです。

クスコはインカの首都だったこともあり、スペインに征服された後もそこここにインカの面影の残っており、当然世界文化遺産に登録されています。


クスコへ向けて

朝一でリマをたつ訳ですが、飛行機はロスから来た時と同じラタム航空の国内線です。

 
国内線ということで飛行機はリマまで来たボーイングと違い、左右3列ずつで通路が一つのものです。

 
クスコはもうアンデス山脈の中といった感じですね。

 
さあクスコに到着です。周りに山々がある盆地になっています。

 
空港を出た後はクスコの街まではバスできたのですが、バスは市街地の中まで入れないということで、このようなバンに乗り換えました。


アルマス広場

バンを降りて少し歩くとクスコ旧市街の中心であるアルマス広場が見えてきました。

 
この広場のシンボルであるカデドラルです。インカ時代のピラコチャ神殿の跡に建てられたとか。

 
カテドラルと同じくらい重厚な建物が、ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会です。

かつてインカの第11代皇帝ワイナ・カパックの宮殿があった場所に建てられた。今ある教会は1650年の地震のあとに再建されたもの。 ファサードの彫刻がともて見事でした。

 
この日アルマス広場ではパレードが行われていました。

 
広場の周りの建物にはお土産屋が並ぶこのような回廊があります。日差しが強い時には助かりますね。

 
昼食をとったレストランの二階からパレードの様子を見ていました。見物には丁度いい位置です。

 
パレードの様子の続きです。

 
周りの山々や山すそに貼りつくように家々が立っているのが見えます。

 
パレードはこのように子供も行進していました。

 
広場の中央にはパチャクティ皇帝の像がある噴水が置かれています。


インカの石組

インカと言えば精巧な石組ですが、こうしてクスコにはいたる所に残っています。さすがにこれはスペイン人も脱帽だったんでしょうね。

 
リャマインディオ。ペルーは南米の中でもネイティブアメリカン(インディオ)の比率がかなり高いです。

 
有名な「12角の石」のあるハトゥンルミヨク通りに入って行きます。

 
右側のこの石組は先ほど見たものと比べると同じ形が並んでいません。この形の違う石でも隙間なく積み上げるのがインカの石組の真骨頂です。

 
12角の石です。なぜこれが有名かというとこのような多角形の石ほど組むのが難しく、これが一番の多角形だからです。因みに同じ形の石で組み上げることができるところを敢えてこのような石を使って技術の高さを誇示しているのです。

 
クスコで一番見たかったスポットなので勿論記念撮影。

 
見て下さい。本当に隙間が全くないでしょ。

 
またカラフルな民族衣装を着たインディオとリャマです。



サント・ドミンゴ教会・修道院(コリカンチャ=太陽神殿)

狭い路地を抜けてサント・ドミンゴ教会の正面にやってきました。スペインが造った教会ですが、元はインカ時代のコリカンチャ=太陽神殿でした。スペイン人はインカ人が造ったコリカンチャの土台の石組を利用し、その上に教会を建てたのです。

インカ帝国の公用語であったケチュア語で「コリ」とは「黄金」、「カンチャ」とは「部屋」とか「囲い場」を意味します。コリカンチャは黄金の太陽の神を祭ったインカ帝国最高の神殿でした。1533年フランシスコ・ピサロがクスコに入城し、壁などに敷き詰められていた黄金をすべて奪い去りました。

 
中庭というと如何にもスペインと思うかもしれませんが、インカ時代からここはコリカンチャ(太陽神殿)の中庭でした。今は教会の回廊で取り囲まれた中庭になっています。

 
中庭の北西側に神殿があります。これは重要な神殿だったようです。

 
これは神殿の中ですが、窪んだ台形部分には神を祀る何かが置かれていたようです。

 
これもいくつかの石を組んで作ったのですが、あまりにも精巧なので一つの石に見えます。

 
二重の扉をくぐり、神殿の大きな部屋に入っていきます。インカの世界観を表す金の板がありました。インカの世界観では世界は三層に分かれています。コンドルが守る天上の世界、ピューマが守る地上の世界、が守る地下の世界です。インカ時代にはこのような黄金がいっぱいありましたが、スペイン人によってことごとくはがされ、スペインに持ち去られてしまいました。

 
サント・ドミンゴ教会の裏庭は冬至にはインティ・ライミ祭の会場ともなっているようです。

 
湾曲する石組が見えます。マチュピチュにもありますが、綺麗に湾曲させるのはより高度な技術が必要なのです。

 
その湾曲する石組の上部になります。

サントドミンゴ教会の見学を終えたころには、そろそろクスコについてから5時間が経ちます。人によっては具合が悪くなってくる可能性がありました。ここには救護所があって、ツアーの方数名がちょっと休んだようです。我々家族は幸いまだ誰も調子悪くなったものはいませんでした。


マチュピチュへ

サントドミンゴ教会の見学を終えて、一路マチュピチュ村を目指します。クスコからもマチュピチュ村まで直通の鉄道もあるのですが午前中に数便と不便で、普通は一旦バスでオリャンタイタンボへ行って、そこから便数の多い鉄道に乗ってマチュピチュ村を目指すのが一般的なようです。

オリャンタイタンボへ行くには、一旦クスコ以上の標高(3,800m)になる峠を越えるため、一度クスコの街並みを眼下に眺めることができます。

 
2時間ほど走って、オリャンタイタンボに着きました。ここでペルーレイルの鉄道に乗ります。当然電化はされていないのでディーゼルカーですね。

 
ちょっとピンボケですが、車内はこんな感じ。これでも一応一等車です。それにしてもよく揺れました。

 
とてもゆっくりだったので2時間強でマチュピチュ村に着きました。

マチュピチュ村は村とついている通り小さな村です。駅から10分程度でホテルには着きました。21時半です。その後夕食をとって、部屋に入れたのは22:40でした。まあ明日はそんなに早くはないのでいいでしょう。

さて明日はいよいよこの旅の最大のハイライトマチュピチュ観光です!

■2018年8月18日(日) 快晴(クスコ観光、マチュピチュ村泊)
05:52 朝食
07:01 ホテル発
08:17 チェックイン並び始め
08:53 セキュリティ通過
09:23 ボーディング LA-2015(左窓側3列)
09:41 タクシング(定刻09:45)
10:17 離陸
11:11 クスコ空港着陸(54分)(定刻11:12)
11:13 サテライト
11:25 降機
11:38 空港出る
11:49 バスで出る
11:58 車乗り換え
12:15 クスコ観光開始
12:18 アルマス広場到着
12:30 昼食
13:30 自由時間
14:44 12角の石
14:57 サントドミンゴ教会
16:00 出る
16:10 バスにてクスコをあとに
18:20 オリャンタイタンボ着
 渋滞がひどいので少し手前で降りて駅まで歩く
19:04 ペルーレイル列車発(定刻通り)
21:19 マチュピチュ村着(定刻20:45)
21:30 ホテル EL MAPI着、夕食
22:40 部屋へ


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