ヴァラナシ

2018/03/31

2018年3月18日(日)午前中少しデリーを観光した後、すぐに飛行機でヴァラナシへ飛びました。ただしデリーからは直行ではなく、一旦ヴァラナシよりも先のガヤに行った後、戻る感じでヴァラナシへ行きました。少々無駄ですが、このような便しかなかったのでしょう。

街の正式名称はヴァーラーナッスィーと言うらしいのですが、我々の世代だと英語名ベナレスの方が今でも馴染みがあります。これは実は誤読で本当の英語名はベナリースだそうです。また現地ではバナーラスというのが発音もしやすく通りがいいそうです。

ここは何と言ってもガンガー(ガンジス河)での沐浴が有名。尚、現地ではガンジス河をガンガーと呼ぶので、なるべくそう呼ぶようにします。

今回の旅は世界遺産が多い中、訪問地の中で唯一世界遺産のない街ということで、実はあまり楽しみにしていなかったのですが、それは大きな間違いでした。この旅で最もインドらしさを感じさせてくれた最高の場所でした。


シルク店

午後3時頃、ヴァラナシに着いて最初にシルク店に向かいました。バスを降りると物乞いの子供たちが沢山寄ってきます。この少女が特にしつこかったのですが、とても可愛かったので少しあげました。何とこの子素足です。

 
シルク店ではまず制作の様子を少し説明してくれました。

インドでというのはあまりピンときませんでしたが、地球の歩き方の記述によると重要な産業になっているようです。また養蚕と言えば日本ですが、日本の技術協力も盛んに行われているとのこと。

しかし結局この店では何も買いませんでした。他の人たちも殆ど買ってませんでした。絹はインドならではのものではないので、やはり魅力はありません。


街角

シルク店に行った後、午後4時過ぎには宿泊ホテルにチェックインしました。この日はこの後午後5時半から、ガンガー河畔へ行ってプージャの祈りを見物します。それまでかなり時間があったので、少しホテルから出て、街中を散策してきました。

とにかく建物も何でもかんでも古くて汚い。交通もリクシャーバイク、チャリが多い。

交通に関してはとにかくやたらクラクションを鳴らします。日本のように警告のために使うのではなくて、単に自分がここにいますという意味で使うので、常に鳴らしている感じです。

この喧騒は動画を見てもらわないと伝わらないので合わせて見て下さい。

  

 
何かのバイク集団が。所謂暴走族でしょうか。因みにバイク乗りは殆どがヘルメットをかぶってません。

 
こんな屋台の露天商がそこここにあります。食べ物をよく売ってますが、これではとても買って食べる気にはなりませんね。

 
建物は高層階のものもありますが、汚い、壊れてる、古い。

 
またバイクは日本では禁止されている3人乗りは当たり前。そして前述のようにノーヘルも普通。ガイドさんに聞いたら一応インドでもノーヘルは違法だそうで、罰金を取られるとか。しかしとても取り締まっているようには見えません。

 
四人乗りも当たり前。3人乗り以上も違法なのかはガイドさんに聞きそびれました。

 
ちょっと見えにくいかもしれませんが、こちらは五人乗り。これも数台見ました。しかも全員ノーヘルだし。

 
また五人乗り。それにバックミラーが付いてません。この理由はだんだん分かってきます。

インドは最早途上国と呼ぶのは失礼かもしません。よく新興国などと呼ばれ、飛躍的な経済発展をしていると聞きますが、先ほどの物乞いといい、街並みといい、交通マナーといい、やはり発展途上国と言わざるをえません。恐らくどんなに発展しても、このあたりのことが今後も変わっていくような気がしませんね。


ガンガーへ

夕方ガンガーへ行きますが、プージャでものずごい人出になるので、ガンガーの近くの駐車場までバスが入れません。そこで離れたところに停めて、そこからはサイクルリクシャーでガンガー近くまで行くのです。

このようにサイクルリクシャーがいっぱい停まっていて観光客を待ってます。

 
皆さんと一緒に乗り込みました。中央左が私ですが、ご一緒しているのはやはりおひとり様参加の男性の方。

 
えっちらこっちら漕ぎ出します。結構速かったですが、けたたましいクラクションと共にバイクやオートリクシャが追い抜いていきます。

 
だんだん賑やかになってきました。

 
おっ!ヴァラナシは最もヒンドゥー教的な街ですが、イスラム教徒もいますね。

 
かなり渋滞してきました。確かにこれではとてもバスは入ってこれません。とにかく先を争って少しの隙間でも入ろうとします。バイクのミラーがないのはこのせいかな。

   
やはりこの喧騒も動画でご覧下さい。

 

 
サイクルリクシャーもここまで。ここから先はもう徒歩でないと入れません。

 
ウーん、バザールでしょうか、インドくさいこの感じいいですね。

 
典型的なヒンドゥー教徒。

 
祭りの賑わいといった感じになってきました。ワクワクしますね。

 
物乞いなのか分かりませんが、路上に座りこんでいる人が沢山います。

 
そしてそこらじゅうに牛さんがいます。あまりに沢山牛がいるので、ツアーの一人の方がシャルマンに野良牛なのか聞いてましたが、ちゃんと飼い主はいるそうです。

 
やっとガンガーが見えてきました。

 
こちらも大変な賑わいです。また夥しい数の船が浮かんでます。

旧市街の河の西岸には84ものガートと呼ばれるものが並んでいます。ガートとは岸辺から階段になって河水に没している堤のことで、主に沐浴をする場として使われていますが、火葬場になっているところもあります。

ここはその中心ともいうべきダシャーシュワメード・ガートと呼ばれるところです。位置的にも中央にあり、観光船も多くがここから出るので、大抵の観光客は最初にここに来るようです。

 
階段に座って待つのは見物者でしょうか、それとも一緒に祈る人々か。

 
明らかに物乞いと思われる人々も。


灯篭流し

プージャの祈りの際に灯篭流しをします。日本でも全国各地で灯篭流しは行われますが、あまりやった記憶がありません。一度だけどこかでやった気がするのですが、具体的な場所は思い出せません。もしかしたらテレビなどでよく見るので、体験していると勘違いしてるだけかもしれませんが。

これはその灯篭を売っている様子です。

 
さて灯篭流しとプージャ見物のため我々も船に乗り込みます。

 
船に乗ったら早速灯篭流しの用意です。こんな小さなお皿お花蝋燭が乗ってます。

 
これに火をつけて、それぞれ願いを込めて河に流すのです。日本の灯篭流しは死者への送り火という意味合いが強いようですが、ここでは少し違うように思います。

 
家族の健康などを祈って流しました。


プージャの祈り

灯篭流しをしている間にもうプージャは始まっていました。2か所でやっているのですが、それぞれ進行の仕方が違っていて、左側(遠い方)の進行が早かったです。

 
岸に近づくとこのものすごい船の数で、既に岸辺近くのよく見える場所へは行けません。

 
望遠で撮ると何か手にもって回しているのが分かります。

 
そのうち若い男性の僧侶たちが現れてお経なのか歌なのか。シャルマン曰く、ここは選りすぐりのイケメンが選ばれているそうです。ちょっとしたアイドルらしいですよ。さしずめガンガーのジャニーズでしょうか。

何か祈りの場というよりは、ちょっとしたエンターテイメントという感じですね。

 
これは船を降りてから見たものですが、何か松明のようなものも使っています。 

これでプージャの祈りの見物は終えて、再び乗ってきたサイクルリクシャーで帰りました。この日はこの後遅い夕食でした。


再びガンガーへ

翌19日(月)は早朝5時半にホテルを立ちました。日の出時刻あたりが沐浴をする人が一番多いので、それを見物するためです。ただ朝は空いているのでガンガーの近くまでバスが入れます。そこから歩いてすぐにガンガーの河岸、昨晩来たダシャーシュワメード・ガートに着きました。 

 
早速船に乗りこみます。まだ日の出前ですが、結構明るいです

 
まず下流、東側へ向かって火葬場を見ました。本来火葬場は写真撮影は禁止なのですが、これくらい遠目なら構わないようです。この日も既に火葬が行われていました。ただし火葬するのは人間とは限りません。

 
沐浴している人を発見。

 
この日の日の出は6時3分。綺麗な日の出が拝めました。

 
日の出の赤い光を浴びて沐浴をする人々。

 
これは沐浴ではなく洗濯をしている人です。本当は川が汚れるので洗濯をしてはいけないようですが、そこらじゅうでやってました。

 
ヴァラナシでは日本人で一番有名な「久美子」という人がいるようです。「久美子の家」はその久美子さんが経営する所謂ゲストハウスで、日本人バックパッカーの間では伝説的な安宿として有名なようです。 

 

 
これは沐浴していると言うよりは川遊びをしているように見えます。

 
ダシャーシュワメード・ガートにまた戻ってきました。やはりここは朝から賑やかですね。

 
このような怪しい人もいます。

 
沐浴見物が終わり、ホテルに帰ってやっと朝食です。


ムールガンダクティ寺院(サルナート)

ホテルをチェックアウトし、まず近郊のサルナートに向かいました。この町はかのブッタが初めて説法をしたところで仏教徒にとっては重要な聖地なのです。ここではムールガンダクティ寺院を見物しました。

この寺院には日本人画家、野生司香雪(のうすこうせつ)が仕上げた仏陀の生涯を描いた壁画で有名なところです。

 
壁画の中央が仏陀誕生の様子です。

 
修行中でしょうか。

 
言わずと知れた「涅槃」です。

 
金色に輝くご本尊

 
寺院横には最初はメリーゴーランドか何かの遊具かと思いましたが、「初転法輪を行うお釈迦様と五比丘」の像だそうです。

 
そしてチベット仏教などではお馴染みのマニ車があります。

マニ車っていい仕組みですよね。回転させるだけでお経を読んだことにできちゃう。チベット仏教ってこういう手抜きとも言えるような簡略化をするかと思えば、五体投地のような、何でそこまでやるのというような苦行もしますよね、不思議です。


ダメーク・ストゥーパ(サルナート)

ムールガンダクティ寺院のすぐ傍にダメーク・ストゥーパはあります。6世紀ごろ造られたものらしいですが、今でも信仰の対象となっています。 まだ時間が早かったのか、曜日で開いてなかったのか分かりませんが、外から見ただけです。

 
6世紀のものとは言え、外壁の模様がまだ残っているようです。


サルナートの街も車窓からちょっと撮ってみました。やはり汚いです。

この後はすぐにまた空港へ向かい、アーグラに向かいました。

 

■2018年3月18日(日) 晴れ(デリー、ヴァラナシ観光)

06:00 朝食(バイキング)
07:15 ホテル発
08:05 レッドフォート
08:40 フマユーン廟着
09:11 発
09:47 空港着
10:08 チェックイン
10:13 荷物チェック
10:30 空港内で早昼食
11:30 ボーディング
12:04 離陸
 昼食結構しっかり出る
13:18 ガヤ空港着陸
13:21 サテライト(乗ったまま)
14:00 離陸
14:29 ヴァラナシ空港着陸
14:53 空港発
15:30 シルク店
16:10 リバイタス・バイ・アイディアル着
 ホテル出て、写真など撮る
17:30 ホテル発
17:41 サイクルリクシャー乗る
18:17 ガンガー着
18:27 船に乗る
 プージャの祈り
19:25 船を降りる
20:30 ホテル着 夕食(バイキング)

■2018年3月19日(月) 晴れ(ヴァラナシ、アグラ観光)

05:30 ホテル発
05:55 ガンガー着
06:03 日の出
06:25 船降りる
07時前 ホテル着 朝食(バイキング)
07:56 ホテル発
08:17 ムールガンダクティ寺院
08:37 ダメーク・ストゥーパ
08:46 発
10:10 ヴァラナシ空港着
10:34 早昼食
11:58 ボーディング AI406
12:23 離陸
13:28 アグラ空港着陸


インドのトップページへ

inserted by FC2 system