インド2018年3月17日から24日、休暇をとって一人でインドに行ってきました。結婚後一人で海外旅行に行ったのは初めてです。海外旅行どころか国内でも泊りがけ旅行に一人で行ったことはありませんでした。今回は家内は「インドはちょっとねぇ」ということと息子は都合があわず、一人で行くことにしました。 ただ旅行形式としては添乗員が同行する団体パッケージツアーです。そのため一人とは言っても家族や友人など知り合い同伴ではないというだけで、所謂一人旅ではありません。クラブツーリズムのツアーで6泊8日で基本料金198,000円。一人部屋の追加料金6万円と諸経費込みで、28万円くらいだったでしょうか。 団体パッケージツアーは2001年のイタリア旅行以来ですが、この時あまり思うように観光ができなかったので不満が多く、その後は団体旅行は避けていました。しかし今回は6泊8日という短い期間で効率よく回るため、またいつも個人旅行だとコーディネートする家内がいない、インドはいろいろと難しそうだ、などなど様々な要因からある意味仕方なく団体ツアーを選択しました。 しかし今回はいろいろな意味で非常に満足度が高ったです。団体故の個人的には不本意で非効率だと感じる時間配分(無駄に食事に時間がかかるとか、やたら買い物時間に費やすなど)は殆どなく、観光にも最大限時間をさいてくれました。何と言っても本当に楽でした。どこへでもドアツードアで連れて行ってくれます。6泊8日でこれだけ回るのは個人では無理でしょう。 参加者は9名で、2組のご夫婦以外は私を含め5名がお一人様参加でした。インドとかだと多いようです。そのため懸念していた疎外感も全くありませんでした。勿論団体旅行なので寂しくもありません。皆さんいい方ばかりでした。因みに私が一番若かったです。 人数の9名というのは、本当は催行できない数らしいです。ただ元々20名までの予定なので、バスは一人二席使えるという触れ込みでした。当然9名なので余裕です。バスの移動が多いので、これはやはり助かりますね。 ほぼ毎日移動で、連泊は最後の都市1箇所だけ。残り4都市は1泊のみでした。このところずっと一か所滞在の旅行ばかりだったので、この点を一番心配していましたが、移動に関する様々なことを全て添乗員さん達がやってくれるので案外どうってことなかったです。荷物も毎日出して使うものと、そうでないものをしっかり区分けしておけば特に混乱や面倒なこともありません。 現地ガイドはデリーからずっと一人の人が一緒に回ってくれました。勿論日本語堪能です。とても気さくで面白いシャルマンという男性です。観光地によっては更に専用のガイドが付きましたが、大体殆ど日本語は喋れなかったので、シャルマンが通訳してくれました。また添乗員さんの補佐もしていた感じですね。いろいろと途中トラブルも当然ありますが、添乗員さんと一緒に、内容によっては主体的に対処、対応していました。単なるガイドではありませんでした。 という訳で今後は一人で団体パッケージツアーを使っての海外旅行が病みつきになるかもしれません。 因みに今回の旅行は世界遺産密度が高いです。観光したのは6日ですが、実に10箇所もの世界遺産を訪れています。 気候については、3月も下旬ということで、もう結構暑かったです。昼間の最高気温は32度から37度くらいまで。やはり涼しく観光したいなら2月までに行くべきでしょうね。ただ湿度が低いせいか、思ったほどつらくはありませんでした。また朝晩は結構冷え込み、15度くらいまで落ちるので、Tシャツだけだと寒いです。 旅程ほぼ毎日の移動でしたが、それ程忙しくない方だと思います。早朝出発は日の出を見に行ったガンジス河の沐浴見物くらいで、後は大体7時から8時くらいの間の出発です。ホテル帰着も大体18時前後。一番遅い日で20時半くらいですから、ツアーとしては楽な方なのかなと思います。
INDEX基本的には訪問順の時系列で都市ごとに纏めましたが、アジャンタ石窟とエローラ石窟は内容が濃いので独立したページにしています。
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