コルドバ

後ウマイヤ朝の首都として、長くイスラムによるイベリア半島の拠点となったところです。今でも、イスラムの、アラブの匂いが最も強く残っている町ですが、あまり時間がなかったこともあり、メスキータの写真しかありません。

2016/10/29

メスキータ

メスキータとは、スペイン語でモスクという意味で、アラビア語のモスクに由来します。しかし、一般的には固有名詞として、このコルドバにあるカトリック教会の司教座聖堂「コルドバの聖マリア大聖堂」を指す場合が多いです。

メスキータは「モスク」(ひざまずく場所)、ムスリムの礼拝堂の意味で、スペインに現存する唯一の大モスクです。アブドールラフマン1世は、グワダルキビール川の流れが変わるコルドバの小高い丘にメスキータの建設を始めました。

円柱の森です。円柱の数は現存は854本、最大時では1000本以上あったとされます。

紀元2世紀、戦勝祈願を行ったローマ神殿があったという伝説があり、西ゴート王国時代には聖ヴィアンテ教会があった神聖な場所であった。

ミフラーブです。メッカの方向に向けられた壁がん(壁に作られたくぼみ)祈りを捧げる方向の目印であり祭壇です。

コーランの一節が壁面に刻まれ、独特の馬蹄形デザインはイスラム装飾の技術の高さを物語っています。

ミフラーブ前のドーム天井は金銀に輝く幾何学模様が圧巻です。

偶像崇拝をしなかったイスラム教は、キリスト教文化のような写実的な絵画や彫刻が発達しませんでいした。その反面このような幾何学模様的な美術が発達したのです。

鐘楼です。高さ93メートル、コルドバの街のシンボルになってます。

モスクのミナレット(尖塔)として建てられた塔は、キリスト教徒により鐘がつけられ、鐘楼にされました。


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