OS選定

2017/10/21


OSの種類と版

OSのバージョンは、この時期Windows10は当然一択です。少し前までは、新OSを嫌ってあえてWindows7を買う人も中にはいたようですが、既に発売から2年。昔でいうServis PackにあたるUpdate版もいくつか出ていて安定もしてますし、大体息子のパソコンも家内のパソコンもWindows10になっており、私が最後発になってしまいました。

グレードについてはProです。これまでのWindowsもXPはProfessional、Vistaはこれと同等のBusinessを使っています。Home Editionとの違いがあまりよくわかってなくて、リモートデスクトップが使えるか否かくらいなのですが、個人的にはこれは非常にポイントで、これまでもこのグレードを使ってきたので殆ど迷ってはいませんでした。

因みにWindows10では「Pro」が正式名称のようですね。「Professional」が正式で「Pro」はその略かと思いましたが違うようです。

[Windows 10 Pro 64bit]

そして当然64bit版。これは大きなアップグレードポイントです。32bitOSだとメモリー3.5GBくらいまでしか認識しません。4GBでも数千円。8GBが当たり前の時代にそれを積んでもOSが使えないのでは話になりません。一方32bitの既存のアプリケーションが使えいない可能性があるというリスクは多少あるものの、そんなアプリは使うべきでないし、私としては明確にこれが使えなくなるというものはありませんでした。

次に考えるのは正規版DSP版かです。これまでは何度かDSP版を購入しています。これはハードウェアにバンドルした所謂OEM版ということで通常は正規版より安いのです。ものは全く同じです。そうであれば安い方がいいに決まってます。ただハードウェアにバンドルということで何かハードと一緒に購入しないといけません。また正式にはそのハードが壊れたら使ってはいけないのですが、これは実際そんなハードとの結びつきはないのでただの紳士協定に過ぎません。

そういう訳でDSP版をネットなどで物色していました。しかしなぜか価格.comにはDSP版がありません。しかたなく他の通販などを見てみたのですが、高いのと安いのと差が激しいのです。ただよく見ると激安(1万円もしないものもある)のものはプロダクトキーだけ海賊版として流通している感じでした。どうもメディア自体はネットからダウンロードできるので、ライセンスとしてプロダクトキーが出回っているのです。

しかし各通販の口コミを見ると沢山「プロダクトキーが既に使われていますといって認証できなかった」という話が出てきます。はやりこんな海賊版は危ないのでとても買えません。


どれ買えばいいの?

結局DSP版、正規版、海賊版、いずれかよくわからない版などあって、どれをどう比較すべきか分からず、やはりOSはネットで購入するのが怖くなり、これだけは量販店で買おうかと思いました。

9月16日(土)、まずビックカメラに行きました。ハードパーツの価格調査も含めてです。しかしどうもDSP版は売ってません。それとは別によく分からない小さなパッケージのものが21,520円で売ってました。安いですが、やたらパッケージ(箱)が小さい。店員に聞くと正規版とのこと。本当に? ただ普通はポイントがいくつと書いてあるのに、そこには書いてなかったためそれも確認しましたが、通常通り10%付くらしいとのこと。何だか怪しい感じ。

念のためヨドバシカメラにも行ってみました。こちらはDSP版が売ってました。パッケージもDSP版らしく簡素なものですが、大きなもので如何にもDVDが入っているという感じでしたが24,000円もしました。10%ポイント還元なので実質はもう少し安い訳ですが、それでもビックカメラの方もポイント還元前の値段で、かつ正規版(怪しいですが)であることを考えるとかなり割高です。ビックカメラと同じような小さなパッケージのものは置いてありませんでした。

帰ってまたネットでもいろいろ調べたのですが、ネットの写真だと箱の大きさとか分からないので、どのようなパッケージのものが流通していて、それがどのような種類なかよく分からなくなってきました。ダウンロード版もあるようなことがネットには書いてあるので、どういう購入の仕方があるのかも分からなくなってきました。

翌17日(日)にまた引き続き他のパーツ調査も含め、ビックカメラ、ヨドバシと回ってきました。ビックカメラの小さなパッケージのものですが危なかったです。21,520円というのは税抜きであることが分かりました。あれ?コンシューマ向けって税込み表示しないといけないのでは? あれは消費税5%の時までか。ということは税込みは23,241円になります。まあまだヨドバシのDSP版よりは安いです。

ヨドバシではよくよく探すとビックカメラと同じ小さなパッケージのものが置いてありました。こちらは26,000円もします。要するに全般的にヨドバシの方がずっと高いということです。同じ川崎駅近くにあるライバル量販店で何だこの差はと思いましたが、量販店なら海賊版は売ってないでしょうから、そうであれば安いビックカメラですよね。もう買う気はないですが、ヨドバシでは疑問だったことを聞いてみました。「この箱小さいですが、メディア(DVDを想定)は入ってないのですか」と尋ねました。最初はDVDが入ってますと答えが返ってきましたが、その後訂正が入り、USBメモリーが入っているとのことでした。ああ成程それで箱が小さいのか。

最近は光学ドライブのないパソコンも多いらしくて、そのためUSBメモリーでの提供になったようです。以下は購入した後の写真ですが、微妙にDVDは入らない小型パッケージであることが分かるでしょうか。

[Windows10 Pro 64bitの小さなパッケージ]

少なくともこの紫色の小さなパッケージは正規版として信用してよさそうだということが何となく分かってきたのです。


インストール方法の疑問

何となく購入すべきパッケージが分かってきた訳ですが、次なる疑問が出てきました。それはやっと前述のことが分かってきた17日(日)夜のことです。ストレージ関連の質問を価格.comの口コミにしていたのですが、その回答の中に以下のような書き込みがありました。

「あとOSですが、パッケージ版だとインストール時にUEFIブートに失敗する報告例も結構聞くからインストールで失敗する場合や、確実にUEFIブートさせるのであれば、Windows10のインストールメディア自体は最新版がMSのページからツール落として作成可能だからコチラを利用する手もありかと。 」

「UEFIブート」という言葉を初めて聞くので、すぐにググって調べたところ、新しいBIOSの規格としてUEFIがあり、従来のBIOSでのブートとは違うもの。具体的に何が違うか詳細までは理解できませんでしたが、一番のポイントはGUIDパーティションテーブル(GPT)のディスクからOSをブートするには必須であるということのようでした。GPTが2TB超えるパーティションを扱うためのMBRに代わる新しい規格であることは知ってました。しかし今回システムドライブは512MBのM.2 SSDを使うので必須ではありません。しかし他にブートがとても速いとかいろいろメリットはあるようです。

よくよく調べるとインストール時にインストーラ(USBメディアなりDVDメディア)をUEFIブートさせないと、インストールされるWindows10自体もUEFIブートでないレガシーBIOSブートになってしまうとのこと。そして正規版のパッケージに同梱されているUSBメディアの一部ロットにはUEFIブートできない不良品?があったらしいのです。

そのためこれを回避するには上記にも書いてある通り、Microsoftのサイトからツール?をダウンロードして、インストール・メディアを作り、それでインストールすればいいとのことです


インストール・メディアの作成

ということで早速MSのサイトへ行ってツールのダウンロードをしようと思いました。一応その前にやはり上記投稿の方から、この点を解説したサイトも教えてくれたのでそこはしっかり読みました。

ところが指定されたMSのサイトへ行っても解説サイトと画面や記載内容がかなり違うのです。上記サイトと比較してほしいのですが、まず以下のようなトップ画面です。

[Windows10ダウンロードサイトのトップ画面]

まずエディション選択のリストがあります。こんなもの解説サイトでは書かれいません。とりあえず仕方なくリストから選択をしてみました。

[エディション選択]

このリストには「Creators Update」だとか「Anniversary Update」と書いてありますが、この時はこれも意味が分かりませんでした。HomeProとか選ぶのかと思ったら、こんなのが出てきて正直どれを選べばいいか分かりません。そのリストの下にも「Windows 10 N」とか「Windows 10 Single Language」って何?って感じですよね。失敗しても実害ないので、何でもいいかと思って、とりあえず図の通り、「Windows 10 Creators Update」「Windows 10」を選んで進みました。

[言語選択1]

次は言語選択のリストが出てきました。ここは迷うことはないですよね。

[言語選択2]

当然ここは「日本語」を選んで進みます。

[bit選択]

するとやっと64bit32bitを選んでいよいよISOをダウンロードできるところまで来ました。当然64bitをダウンロードします。

[ダウンロード開始]

めでたくISOイメージのダウンロードが始まりました。下の方の赤枠で囲ったあたりを見てください。「Win10_1703_Japanese.iso」なる4.2GBのファイルをダウンロードしています。これをこの日(17日)の夜のうちにDVDに焼いてインストール・メディアの完成です。

因みに結局ProかHomeかのエディションを選択する場面はありませんでしたが、これはプロダクトキーで判断して動作するようです。ということはインストールされるモジュールは一緒ということですかね。

ところで今回出てきた「Creators Update」だとか「Anniversary Update」とは所謂Windowsの大型更新版であることが分かりました。Windows 7までで言うと「Service Pack」にあたるものです。これまで以下のようなUpdateがあった模様です。

リリース日 バージョン  ビルド番号  備考 
 2017年4月11日   1703  15063  Windows 10 Creators Update
 2016年8月2日  1607  14393  Windows 10 Anniversary update
 2015年11月12日  1511  10586   Windows 10 November update
 2015年7月29日 10.0.10240   10240  初期ビルドリリース 

つまり現在は最新の「Creators Update」を適用するのが正解ということですね。ISOファイルの名前にもちゃんとCreators Updateのバージョン番号「1703」が入ってます。適当に選んできましたが間違っていなかったようです。

それから更にリストが分岐した「Windows 10 N」とか「Windows 10 Single Language」については「Windows 10」のISOエディションにある「Windows 10 N」「Windows 10 KN」「Windows 10 Single Language」とはというサイトに説明がありました。これも「Windows 10」を選択して正しかったようです。


Windows10でUSB版作り直し

しかしやはり解説サイトとの違いが気になっていました。そこでこのトップ画面をよく読むと、ちゃんと書いてあるではないですか。もう一度ダウンロードサイトのトップ画面を見てください。

[Windows10ダウンロードサイトのトップ画面]

冒頭に「このページは、お使いのオペレーティングシステムがWindows 10メディア作成ツールをサポートされていない場合に表示されます。ここから、Windows 10をダウンロードしていただくことができます。メディア作成ツールを使う方法については、Windows 7、Windows 8.1、またはWindows 10 デバイスから、MicrosoftソフトウェアのダウンロードのWindows 10ページをご覧ください。」と書いてあります。よく読めよって話です。

この「メディア作成ツール」というものが、Windows 7以上でないとサポートしておらず、この時の私のOSが、Windows Vistaだったので、このページが表示されていたのです。

会社のWindows 7パソコンで同MSのサイトにアクセスしてみると確かに解説サイトのような画面が出てきます。そこをよく読むとメディア作成ツールで簡単にUSBメモリーを使ってUSBインストールメディアが作れるようです。

とりあえずDVDでインストールメディアは作ってありますが、何か正規の方法ではない気がしていて、このUSBメディアを作ってみたくなりました。価格.comの口コミでもDVDよりインストールも速いようなことも書いてありました。

USBメモリーは既に一つ32GBのものを持ってましたが、家内がバックアップに使っています。このメディア作成ツールでは初期化されてしまうとのことなので、1,000円程度のものだし、USBメモリーくらいもう一つあっても無駄ではないので購入しました。

21日にamazonで注文して翌22日には届き、早速息子のWindows 10パソコンで作成してみました。まさに解説サイトの流れで作成できました。何のことはない、その名も「MediaCreationTool.exe」なるツールをダウンロードして実行するだけです。

解説サイトを見ても分かる通り、このメディア作成ツールでDVD版を作ることもできます。またこの時まで知らなかったのですが、ISOをUSBメモリーに焼く?(書き込む)こともできるんですね。Rufusというフリーソフトが定番のようです。

従って以前にダウンロードしたISOをUSBメモリーに書き込んでも、メディア作成ツールで作っても全く同じものができあがるということのようでした。まあいろいろと勉強になります。


ダウンロードメディアとパッケージのプロダクトキー

ところで買ってきたパッケージのUSBインストールメディアは使わないということになりますが、このパッケージは何のために買うのでしょうか。それはプロダクトキーを得るためです。もっと正確に言うと、Windows 10というソフトウェアのライセンス(使用権)を得るためです。プロダクトキーはこの使用権の証書、または使用権を得るためのキーに過ぎません。

海賊版のプロダクトキーが出回っているという話をしてますが、これは海賊版の使用権が出回っているということに他なりません。なので正しい使用権なのか怪しい訳です。

ソフトウェアの購入というのはアプリケーションなどでもインストールメディアが入ったパッケージを買うことが多いですが、購入対象はあくまで使用権であって、インストールメディア、ソースは何でもいい訳です。

このあたりは私もソフトウェアを売る仕事にたずさわってきたので、よく理解しているつもりでしたが、OSではこのようなスタイルは初めてだったので、ちょっと不安だったため、価格.comの口コミで確認してみました。まさに上記のような回答があり、安心しました。


UEFIブートを目指して

さてUSBインストールメディアを用意すれば、UEFIブートに向けて万全かというと必ずしもそうではないようでした。いろいろなサイトでこのあたり、はまったことなど書いてあります。大体要約するとマザーボードのBIOS設定(UEFI BIOS設定)でしかるべき設定をしないとダメみたいです。

設定内容を具体的に解説しているサイトもありました。ASUSのPRIME H270-PROのガチの設定例は見当たりませんでしたが、ASUSマザーボードの設定はあったので大体参考になるだとうと思っていました。

設定はともかく、ポイントはブートデバイス名の冒頭に「UEFI: 」と書いてあるものが出てくるかということのようです。まずはそもそもブートデバイスにちゃんと作ったUSBメディアが出てくるか。そしてそのデバイス名の先頭に「UEFI」と書いてあるか。書いてあればこれを選んでブートし、首尾よくインストールが走れば万々歳ということです。

ではいよいよパソコン組み立ての話にいきたいところですが、その前にパーツの注文と到着の様子をみてみましょう。


 
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