診断と製品選定

2018/8/5


診断

PCの遅さの原因は様々な原因が考えられますが、概ね以下かと思います。
  1. CPUが遅い。
  2. メモリーが足りない
  3. 何か変な処理が走っている。

ゲームが遅いとかだとグラフィック性能なども関わってきますが、通常のオフィスアプリやWebアクセスなどであれば、大体上記の原因の範囲内かと考えます。

1.に関しては、Celeron N3160(1.6GHz)なので、確かに速いCPUではないですが、少なくとも4コアあり、お話にならないほど低スペックという訳ではないはずです。ネットでぐぐって調べてみても、オフィスアプリやWebアクセスくらいなら普通にこなせると書いてあります。

2.の場合、足りないと所謂スワップと呼ばれる遅いハードディスクドライブ(HDD)へのアクセスが頻繁に発生して遅くなりますが、物理メモリー使用率(約60%〜70%)も見ても、余裕ということはないにしても頻繁にスワップが発生するような状況(90%以上)でもないように思いました。しかし以前も物理メモリー使用率が逼迫しているようには見えなかった場合でもメモリーの増設をしたら、パフォーマンスが改善した経験もあります。

3.については何かCPU使用率が高く、ディスクアクセスも不必要に行われているように見えました。ウィルスバスターかなとも思いましたが、はっきりとした被疑アプリは見つかりませんでした。

結局診断をしても、これだ!というような原因は分かりませんでした。そのため、とりあえずハードディスクをSSDにするかと考えました。理由としては、このところSSDのパソコンを触る機会が増えてますが、非常に高速という感触を得ているからです。また2. についてもSSD化は効果を発揮するはずです。

ノートPCの場合、CPUのアップグレードは簡単にできません。チップセットなどの仕様がよく分からないので搭載可能なCPUの選定が難しいのです。またメモリーは元々アップグレードや交換が想定されているので、簡単にできるようになっています。HDDの場合、元々アップグレードは想定していませんが、壊れやすいので交換が簡単にできるように作ってあるのが普通です。しかしCPUは普通壊れることもなく、アップグレードもしないので、そのような想定で作っていません。そのため物理的に不可能な場合が多いです。

ごくたまにノートPCのCPUアップグレードに成功したという記事を見ますが、様々な制約で大幅なアップグレードはできないので、体感的にあまり変わらないという結果のようです。

メモリー増設については、空きスロットはないので現在の4GBのものに4GBを足して8GBにするということができません。これを外して8GBのものを買って換装する他ありません。8GBのメモリーは7千円ほどのするのでSSDと同じです。メモリー増設は前述のように逼迫している様子がないので、効果が期待薄です。

[ノートPC用のメモリー SO-DIMMモジュール]

そういう訳でSSDへの換装が一番費用対効果が高そうなのです。

現在のハードディスクは500GBありますが、全体で4分の一も使ってない状況なので、250GBのSSDにしても容量不足ということはなく250GBを選択できます。これなら大体6,7千円です。

この値段でパフォーマンスが改善するなら安いものです。しかしたかが6千円、されど6千円です。原因がはっきり分かってない中で、SSD換装によって改善するかは未知数です。本来だめで元々で出せる金額ではないですが、それでもこれが一番効果がありそうなので、一か八かでSSDへの換装という方針に決定しました。


製品選定

さてSSDと決まれば製品選定ですが、これは選択肢があまりないので、それほど悩みませんでした。本当は昨年の私のデスクトップパソコンの自作で採用して抜群のパフォーマンスを発揮してくれたPCIeインターフェースのM.2 SSDにしたいのですが、現在のHDDとの交換なので、通常のSATAインターフェース箱型SSDにする他ありません。

[高パフォーマンスなM.2 PCIe SSD]

このサイトでも述べているように、SATAのSSDは既にSSD本体の能力よりもSATAインターフェースの能力の方が低いので、基本的にどの製品にしても大差ありません。こうなってくると最早価格だけが勝負ですかね。所謂コモディティ化しているということです。

ということで最初は価格コムで売れ筋で順位が高かったKingSpecP3-256という製品にしようとしていました。価格も6千円を割っていました。何か聞いたことのないメーカーですが、とりあえず売れ筋上位ならあまり問題ないでしょう。ところがいざ購入しようとしたら急に価格が千円上がってしまったのです。そのためちょっと待っていればまた下がるだろうと思って一旦保留しました。

[KingSpec P3-256]

そんなことをしているうちにもう一つ安い製品が目に留まりました。Palit MicrosystemsUVS-SSD256というもので、ドスパラWeb限定で特別は販売していました。こちらも聞いたことのないメーカーですが、ドスパラが販売しているのでこれもあまり気にしませんでした。価格は6千円を割っています。

 [ドスパラWeb限定のPalit Microsystems UVS-SSD256]

こいつにしてしまおうかなと思った矢先に今度はサイトからなくなってしまいました。ドスパラで在庫がなくなってしまったのでしょう。その後価格が上がってまた登場したのですが、製品選定でいろいろやっている間に何となくちゃんとしたメーカーのものにしたいなと思い始めました。

以前から若干気になっていたScanDiskの製品がありました。ここの製品は型番の末尾にJで始まる番号がついていれば、日本法人がきちんとサポートしてくれます。そのため若干高かったのですが、SSD PLUS SDSSDA-240G-J26という製品の価格が急に下がりだして6,362円になったのです。6千円は割ってませんが、このくらいなら誤差の範囲と言えます。サイズも240GBなので上記2製品より若干少ないのですが、これも誤差の範囲ですし、やはり信頼性、安心感は大事です。

実は性能はKingSpec P3-256はSequential Read: 550MB/s、 Sequential Write: 520MB/sに対して、このScanDiskのものは、Sequential Read: 530MB/s、 Sequential Write: 440MB/sと特に書き込みが遅いですが、最早これも気にならなくなっていました。(因みにPalit Microsystems UVS-SSD256はSequential Read: 560MB/s、 Sequential Write: 470MB/s)

[ScanDisk SSD PLUS SDSSDA-240G-J26]

2018年7月27日にAmazonでポチってしまいました。ではいよいよ本題の換装にいきたいのですが、その前段の重要な作業であるHDDクローンについて解説します。


 
 
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