Kawasaki Ninja ZX-14R

2016/9/22


免許の再取得をした後、Z1000MK.Uを買って乗っていた訳ですが、CRキャブだったりハイスロットルだったりした関係で意外に乗りにくく、やはり旧車ということでトラブルも多かったので、早々に乗り換えたいと思っていました。それでも1年から1年半は乗ってから売り、その売価の範囲内で次のバイクを購入しようと思っていました。その次のバイクの候補がこのKawasaki Ninja ZX-14Rでした。

当初次のバイクは前回も候補に挙がっていたあたりを考えていました。最近のバイクは何となく魅力がないと感じていて、このバイクのことも殆ど知らなかったので、全く興味がありませんでした。しかしとある雑誌を読んでいると、いろいろな人が絶賛しているではありませんか。Z1000MK.Uで旧車、中古車に少々うんざりしていた頃なので、最新のバイクも悪くないかなと思い始めていました。またこのバイクの先代であるZZR1400を東名高速で見たときに、その存在感に驚き、その後継機種であるこのバイクに次第に興味を持つようになりました。Kawasakiのフラッグシップモデルで現時点では世界最速です。今更速いバイクに乗りたかった訳ではありませんが、ステータスが高いことは所有欲を満たします。またこれに乗ればZX-12Rを十分に乗れなかったリベンジにもなると考えました。そんな訳でいつのまにか次はこれしかないとまで思うようになったのです。また大きな要因として、私の大好きなブルーがありました。

この色は譲れません。

2012年式には北米仕様限定ですが、いい感じのブルー、キャンディー・サーフ・ブルーと呼ばれる色がありました。しかし2013年式は例によってカラーリングの変更によりこの色が無くなってしまったのです。一応ミッドナイト・サファイア・ブルーという色があり、ブルーという単語が入ってますが、ミッドナイトという部分が示すように黒に非常に近い紺であって、青と呼ぶには程遠いものでした。2014年式にまた青が復活するのを期待したいところでしたが、これに期待するにはリスクがあるので、2012年式の残存状況をずっとネットでチェックしていました。やはり中古は買いたくありません。実際2013年になってしばらくするとやはり安い新車からどんどん無くなっていきます。当初は127万円の店が沢山あったのですが、いつのまにか134万円が最安値になっていました。新車でも価格は店によってかなり開きがあります。恐らく仕入れ先、利ざやの付け方、保証などの差でしょうが、新車なので物は同じなので当然安い店から売れていきます。

6月終盤、これでは安い店が無くなるどころか在庫そのものが無くなってしまうのではないかと思い、先行購入をするか考えました。つまりZ1000MK.Uが売れることを前提に先に買ってしまうのです。Z1000MK.Uもバイク王などに持っていけばすぐ売れるでしょうが、慌てて売ったら叩かれるだけでいいことありません。一応貯金は十分ありましたが、当然うちの大蔵省(財務省?)に相談です。ところがZ1000MK.Uの時と違って大反対です。別に2台目を買う訳ではなくて先行投資に過ぎないと言ったのですが、そこは家内も騙されません。Z1000MK.Uがいくらで売れるかは全く保証がないのです。しかしここはどうしてもと思って、ほぼ強引に承諾と取り付けます。

さて早速ネットでものを物色し始めたのですが、在庫店に電話したところ実際に在庫はなく輸入元に確認する必要があるとのこと。ところが確認してもらったら、もう輸入元にもないとのことでした。9月にもう一度入庫するかもしれないとのことでしたが、定かではありません。もう一つ残っている店は非常に遠かったのですが、高い送料覚悟で電話したところ、在庫が残っていました。送料については通常35,000円かかるが、10,500円でいいとのこと。Z1000MK.UのようにDEPO止めでもいいと言ったら、それなら送料はなしでいいということなので即決です。車両価格134万円、経費込みで148万円で契約しました。

これを契約するとほぼ同時に、この北米仕様のブルーの新車がネット上から完全に姿を消しました。本当に最後の在庫だったようです。また一部入荷するでしょうが、アベノミクスによる円安もあって、今後は高くなる傾向にあるということでタイミングとしては非常にいい時だったように思います。

先代から引き継いだ見事な体躯に精悍さが加わってます。

またまたKawasaki車を購入したので、Kawasaki車3連ちゃんで4台目になりました。他のメーカーはこの時点でいずれも1台だけなので、Kawasaki車が突出しています。所謂カワサキ党ではなく、メーカーには特に拘っていませんが、自然とKawasaki車が多くなるのは何かあるのでしょうか。大型車としても4台目、リッターバイク、逆輸入車は3台目、新車は2台目です。排気量、最高出力、最大トルクは歴代愛車中最大です。

定番のマフラー交換は、まだ慣らしも終わらない1300km走行くらいで行いました。詳細については「スリップオン・マフラー「BEET NASSERT-R Evo SLIP-ON SOLOをご覧下さい。逆にノーマルマフラー時代の写真はこちら「ノーマルマフラー時代の写真」にまとめました。

北米仕様の特徴として、シングルシートカウルがあります。欧州、及びアジア仕様にはこれがありません。その反面、欧州、及びアジア仕様にあるグラブバー格納式バンジーフックがありません。またアジア仕様にはセンタースタンドが標準で付いているのですが、北米仕様、及び欧州仕様にはありません。そのかわりその位置にアンダーカウルが付いてます。センタースタンドがないので、右にあるセンタースタンドを掛けるときに使うグリップもありません。ただしこれらはオプションで付けることができます。またイモビライザーも北米仕様だけ付いてません。これは後付けする訳にもいかないようです。どちらかというと「ない」ものの方が多いのですが、色が譲れない以上北米仕様しか選択肢がありませんでした。

先代のZZR1400よりも顔つきがずっと精悍です。

このV字型テールランプも先代から人気らしく踏襲です。

 

 

細部はこちらへ

 

後述するようにこのバイクは3年強1万キロ以上乗りました。これまでの歴代バイクの中では距離は最長であり、期間も長い方(CB750Fの4年に次ぐ)です。これだけの期間と距離を乗ると当然いろいろとありました。新車購入なので、不具合、故障はありませんでしたが、数度の立ちゴケやまた立ちゴケの部類ですが、ちょっとした事故による部品の破損。また世界最速のバイクということで、スピード違反ともやはり無縁ではありませんでした。

これらのアクシデント系は特筆すべきことはそれぞれ解説させてもらっています。

事故、破損関連は、「右ステップホルダー破損」「西湖畔での立ちゴケ」 「強風で立ちゴケ」 「マスツーリング中の事故」など。

違反(スピード違反ばかりですが)関連は、「臨海トンネルでのスピード違反」 「免許停止2014

特に免許停止は、2003年の免許取り消しのきっかけになる免許停止以来11年ぶりということになります。なかなか懲りてない証拠ですね。ただこの手のバイクに乗っていると、どうしてもスピードは出しがちになってしまいます。くわばらくわばら。
 

ツーリング写真は以下へ。

ツーリング(〜2014年末)

 
ツーリング(2015年〜)

 

さてこのバイクを購入した当初は4年は乗ろうかと思っていました。私はもともといろいろなバイクに乗りたい方で、長いブランクもあるため最高でも4年乗って、どんどん乗り換えていく方針でした。一方2、3年では少々足りないという考えもありました。しかしこのバイクに乗ってみると、意外と前傾で疲れるため、ちょっとの長距離ツーリングでも辛かったです。そのため早く乗り換えたいと思うようになりました。

最初の車検を取る3年くらいであれば、まだ比較的高く売れるでしょう。それに年数よりも距離かなと思い、1万km乗ったら十分だろうと思っていたので、昨年時点で1万kmに達したので、随分前から最初の車検を取ったら売るつもりでした。またこのバイクの売却を見越して、既にもう一台、HONDA NSR250R SEも手に入れていたので、いつ売ってもいい状態でした。

NSR250Rとのツーショットです。

そして車検から帰ってきた後、ちょっと予定がいろいろ入っていて忙しかったので、一ヶ月以上後になってしまいましたが2016年8月6日ヤフーオークション98万円スタート(最低落札価格なし、即決価格なし)で出品しました。相場については、以前レッドバロンにちょっと調べてもらったところ、最高で110万円くらいで落札している例があるとのことだったので、傷も多い我がマシンとしては、100万円が上限かなと思っていました。もっとも以前は90万円なら御の字と思っていたのですが、まあとりあえず最初はこれくらいで出してみようと考えた訳です。

ウォッチリストの数はそれなり増え(70以上)、多少質問なども入りましたが、なかなか入札はありません。結局1巡目は終了してしまい、自動で2巡目へ。これも入札がなかったら90万円スタートにしようと思っていました。

しかし再開直後の13日の土曜日の夜遅く、15日月曜日に現車確認したいとの質問が入りました。しかし夜遅かったので、その日は気がつきませんでした。それに再開直後に質問など入るとあまり期待してなかったので、翌14日、日曜日も朝確認もせずにツーリングに出かけてしまい、質問が入っていることに気がついたのは午後でした。月曜では昼間はいないので、夜しかだめですよと回答すると、今日できればこれから行きたいので住所を教えてほしいとの書き込みがあり、メールアドレスと電話番号も書き込まれていました。メールで住所を知らせた上で、今日どうするのか電話で確認しました。大○さんという方でした。やはり今日来るというのです。場所は静岡県の富士とのこと。既に午後3時半過ぎの話です。これから来ると夜暗くなって傷などがキチンと確認できないのではと言ったのですが、外観は気にしてなくて、エンジンの調子だけ確認したいとのことでした。

しかし富士からだと東名を上る訳ですが、元々かなり渋滞する日曜の夕方である上、よりによってこの日はお盆のUターンのピーク。18時半過ぎ大○さんより電話があり、厚木あたりまで来たらしいのですが、あまりの渋滞に来訪を諦めることにしたとのこと。しかしその電話で100万円で売ってくれないかと言ってきたのです。

現車確認しないでも、100万円なら買うというのです。勿論私に異論があるはずがありません。お金は明日振り込むともいいます。そもそも既に手元に100万円持っていて、今日訪問したらその場で交渉して買うつもりだったということでした。即交渉成立です。その後オークションは取消を行い、メールで振込み口座などやり取りをしました。

実は内心、半信半疑でしたが、翌8月15日(月)午前中には本当に100万円が振り込まれていました。私も早速その日夜帰って書類を用意し、ナンバーも外して、翌日火曜日に送付しました。送付物は以下です。

  1. 車検証原本
  2. 自賠責保険証書原本
  3. 軽自動車税納税通知書兼領収証書原本
  4. 委任状(氏名、住所、認印、捨印)
  5. 譲渡証明書(氏名、住所、認印、捨印)
  6. ナンバープレート

委任状と譲渡証明書は、前回Z1000MK.Uを売却するときは認印と捨印のみで一切記載はしませんでしたが、今回は氏名住所だけは大○さんに依頼されたので書きました。まあどっちでもいいのでしょうが。原紙は同様にネットのPDFを利用しています。他の書類等は一緒です。

さていよいよ手放すことになったので、またNSRとのツーショットを撮りました。

またそう言えば自分が跨っている写真を一枚も撮ってなかったので、もうナンバーないですが慌てて撮りました。

翌々週の8月28日(日)に大○さんは友人の車でバイクを取りに来ました。この時が初めての現車確認だった訳ですが、友人の方も二人して予想以上に綺麗だと言ってくれました。その後もとてもいいバイクですとのメール連絡がありました。

大○さんと去っていくZX-14R さようなら!

それにしても134万円で買ったバイクが3年、1万キロ以上乗って、100万円で売れたのは私としては儲けものでしたね。大○さんにも気に入ってもらえて、とてもいい取引ができました。

尚、スリップオンマフラーは個別にヤフオクに出品して、こちらは普通に落札して47,618円で売れました。

久しぶりに満足いくまで乗れたバイク、ZX-14R、どうもありがとう。元気でね。

諸元
年式(仕向地) 2012年(北米)
全長×全幅×全高×軸距 2170×770×1170x1480mm
乾燥(装備)重量 222(265)kg
排気量 1441cc
エンジン形式 4サイクル並列4気筒
弁機構 DOHC 4バルブ
冷却方式 水冷
内径×行程 84.0×65mm
圧縮比 12.3
最高出力 200ps/10000rpm
最大トルク 16.6kg-m/7500rpm
ミッション 6速リターン
タイヤ 120/70ZR17  190/50ZR17
タンク容量 22ℓ


 
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