免許再取得(自動二輪編)

2013/4/27  →普通二輪免許取得 教習第1段階終了まで


■バイク免許再取得を諦めていた頃

2004年6月普通自動車の免許を何とか再取得しましたが、個人的にはとても大変だった気がしていて、バイク免許については取るにしてもしばらく時間を置こうかと思っていました。

しかし以前も書いたようにバイクは元々家族から快く思われてなかった点と、家内の懐妊免許取消があまりにもタイミング的に一致したので、バイクの代わりに授かったような気がしてならず、自分自身再取得に何となく踏み切れませんでした。もしバイクを復活したら、息子を失うような気がしていたのです。そのため少なくとも一時期は一生乗ることはないのだろうなと思っていました。

確かに待望の息子は可愛くて可愛くて、子育てに夢中ではありました。自分の趣味は全く二の次という状態でした。そうはいっても趣味がないのも悲しいので、バイクに変わる趣味を探しました。以前からいろいろな人に勧められていたゴルフもやってみました。一応簡単に道具は揃えて、打ちっぱなしに2回程行きましたが、だめです。どうしてこれが面白いのか分かりません。

またハイビジョンの普及に伴い、デジタル家電が俄然面白くなってきました。私もこれにかなり凝りました。その結果がこのホームページにも反映されてますが、所詮家電ですよ。私のメインホビーにはなりえませんでした。以前から旅行も大きな趣味のひとつでしたが、これは趣味といっても、他のものと両立できるもので、やはりメインホビーではありません。

2012年、一方息子もすっかり大きくなり小学校3年生になりました。パパとばかり遊んでいる訳ではありません。やがてパパと一緒にいるのもうざいと思う日もくるでしょう。そうなると、きっと取り残され感が出てくると思ったのです。バイクを諦めている拠り所である息子が離れた時は私に何が残るのか。

そう思いつつも、実際やはり免許がほしいと思うようなきっかけがありませんでした。


■決意のきっかけ

そんな頃、2012年7月1日、私はあるボランティアで福島県白河市へ行く機会がありました。場所柄、東日本大震災に関連したことですが、所謂被災地ではなく、被災地から非難してきた人達がいる仮設住宅で行われる夏祭り(HEART CLEAN夏祭り in 白河U)に当方からいろいろな模擬店を出して、被災者の方々に召し上がって頂くボランティアでした。私は初めての参加でしたが、企画としては2度目ということでした。

[HEART CLEAN 夏祭り in 白河U]

この時に、昔からの知り合いが多数参加していたのですが、その中のある60才を越えた人が最近普通自動二輪免許を取ってバイクに乗っているというのです。原付では何かと不便なので、取ったということでしたが、これはいたく刺激されました。

しかしこれ以上に大きなきっかけになったのが、これも昔からの知り合いというか後輩で、そもそも私の影響を受けてバイク乗りになった者がおり、彼も参加していました。限定解除は彼の方が早く、私のように無茶な運転はしないので、勿論取消になることもなく、ずっとバイクに乗っていました。ただ彼は結婚自体が遅かったので、子供が最近できたということで、その息子の話、バイクの話になった訳です。当たり前といえば当たり前なのですが、バイクと息子を両立している姿を目の当たりにしたのです。今更ながら、別にバイクに乗ったからと言って、息子を失うことなどあり得ないと思えた訳です。

こんな事柄から急激にバイク復活の思いが募り始めたのです。

既に教習所に通っていた時なのでバイク免許再取得の動機ではありませんが、こんなエビソードもあります。この夏に息子の学校の夏祭りが予定されていました。毎夏行われる恒例のお祭りで、いろいろな模擬店などが出る、所謂町内の夏祭りの学校主催版です。いつもはそのお祭りで家内は売り子などのお手伝いをするので、私が息子と一緒にお店を回ってました。しかし2012年、今年は友達と回るので、パパは来なくていいと言うのです。子供の成長を考えると当然で、それを喜ぶと共に一方で寂しい思いもしました。尚更やはりバイクは必要だと認識したのです。

しかし復活するにしても、私の心意気だけでは不可能です。もちろん家内に相談しました。2012年7月16日のことです。家内は賛成はしてくれはしませんでしたが、反対はしないと言ってくれました。趣味なしで悶々としいた私を不憫に思っていたのかもしれません。ただ家内は私がバイクに乗ることで、息子が将来乗りたいと言い出すことが不安だと言いました。私も自分が乗りたいくせに、息子が乗りたいと言ったら複雑な思いがするかもしれません。恐らく少なくとも最初は反対すると思います。

既に同居していた母親は、なぜか大賛成をしてくれました。高校時代のあの大反対とは隔世の感がありますが、私の年齢を考えれば当然ですね。むしろ趣味らしい趣味を持ってなかった私に対し、母親なりに気にしていたのかもしれません。

こうして家族の許可もおり、バイク免許再取得に向けてスタートしたのです。


■バイク免許再取得へ向けて

再取得を考え始めた頃から、まだ家族に話す前に多少は取得方法を調べていました。どれくらいの費用と期間がかかるのかは家族に相談する前にある程度分かっていた方がいいと思っていたからです。普通免許の時同様に選択肢は2つあります。教習所に通うか、試験場の一発試験で取るか。普通免許の時は一発試験で取った訳ですが、今回のバイクは取消から既に9年が経っており、年も取りました。20年前のあの限定解除の苦労をまたするのかと思うとぞっとします。一応学科はないので、一から安全運転を学ぶ意味でも教習所に通う方がいいと思いました。

教習所を調べてみると、大型二輪は普通免許を持っている場合で31時間の技能教習があることが分かりました。費用は大体20万円台前半くらい。土日夜間しか通えないことを考えると2ヶ月以上かかるでしょうか。ただ殆どの教習所がいきなり大型二輪の教習を受けることはできませんでした。一旦普通二輪(昔の中型限定)を取った後、大型二輪の教習を受けるといった段階取得を義務付けている教習所がほとんどでした。法的にはそのような制約はない(大型二輪は年齢制限が高いだけ)のですが、その方がスムースだということのようです。確かにその場合はなぜか最低教習時間が29時間(普通二輪17時間、大型二輪12時間)になります。検定が1回増えるので実質的には同じだと思いますが、教習時間はなぜか段階取得の方が2時間少ないのです。

さて教習所選びですが、通う回数の多さを考えるとロケーションは非常に重要です。しかし教習所選びは予想外に全く困りませんでした。京急川崎駅近くのKANTOモータースクール川崎校が、ここ以外ありえないだろうというくらい条件が良かったのです。まずそのロケーションは私の自宅からも京急大師線で10分。会社への通勤の途中でもありますし、週末もよく行く場所です。つまり特に通うという必要がないし、通勤定期があるので交通費もかからない訳です。駅からも歩いて3分と非常に近く、ロケーションでは全く比較になる教習所はありませんでした。

[KANTOモータースクール川崎校]

更にいろいろ調べた他の近くの教習所より、費用が安いのです。もともとの費用も比較的安い上、いろいろなキャンペーン特典があって、それを含めると非常に安くなるのです。特に気に入ったのが、そのキャンペーン特典にある技能安心保証検定安心保証でした。これらはオプションとして費用と払えば(前者は21,000円、後者は5,250円)追加できるのですが、その追加費用なしに付いていたのです。前者は技能教習は何時間オーバーしても追加費用がかからないといったものです。後者はその技能検定版で、再検定と技能検定に落ちた場合に受けないといけない1時間の補習費用も含めて保証するというものです。つまりこれがあれば追加費用が一切かからないということです。技能安心保証の方は期限があり、オプションとしては9ヶ月6ヶ月3ヶ月が用意されていますが、キャンペーンで付いていたのは一番長い9ヶ月でした。これはそもそも教習期限にもなっています。まぁ2ヶ月程度で取りたいと思っている私からするとある意味無期限のようなものです。

元々免許を持っていた人間ですから、教習時間が規定を大幅にオーバーするとか何度も技能検定に落ちるとは思っていませんが、サービス名にある通り、安心できるのは確かです。また教習時間というのは教官次第ですが、基本的に教習所としてはオーバーさせたいはずです。その方が教習所としては儲かるからです。しかしこうした保証があると、その対象者がオーバーすると教習所にとって損な訳で、できるだけオーバーさせない方向に作用するのではないかと、こんな効果も期待していました。こうしたサービスがある教習所は多いようですが、無料でついてくるのは珍しいです。

これだけのサービスがついて、普通二輪の教習費全体で74,800円でした。通常は79,800円でしたが、この時キャンペーン特典のひとつである5,000円キャッシュバックをやっていたのです。ただ通常は平日日中しか教習が受けられません。これに土日と夜間の教習を受けるためのオプションとして、5,250円を払うと土日と夜間(18時以降)も教習できるようになります。当然このオプションは付けました。しめて80,050円です。

これに詳しくは後述しますが、大型二輪の費用が65,100円なので、全部で145,150円で大型二輪まで取れてしまうことになります。これは非常に安い方になります。尚、この教習所の口コミもネットで見ましたが、概ね好意的なものが多かったです。教官もフレンドリーということで特にネガティブな口コミは見当たりませんでした。

場所も一番近くて便利、費用も安い、内容も悪くない、評判も悪くないとなれば、ここを選ばない理由は全くありませんでした。7月21日(土)KANTOモータースクール川崎校の門をたたくことになります。


■教習開始まで

受付で入所したい旨告げると最初にいろいろと説明がありました。殆どは既にネットで調べたり、電話で事前に確認していたことでしたが、ひとつちょっと違ったのが、スケジュール予約というオプションでした。これは段階毎に教習の予約をしてしまえるというもので、8,400円でした。この時点ではこのオプションの必要性を感じてなかったので、付けるつもりはありませんでしたが、そもそも土日夜間オプション排他オプションということで、どちらかしか選べないということでした。元々付けるつもりがなかったので、私は迷わず土日夜間オプションを選びましたが、これが後々苦労の元となります。

[教習コース全景]

その他教習スケジュールや予約の方法の説明を受けました。事前に調べていたので別に驚きはありませんでしたが、それにしても普通二輪の最低教習時間は普通車の免許所持者で17時間。私が高校時代に初めて中型二輪を取った頃は全くの免許不所持でも8時間でしたから、倍以上と随分と厳しくなったものです。

教習の予約については、ネットからもできるようになっています。IDは自動付与されますが、パスワードだけ自分で選んで登録します。一回にできる予約は2時間まで。この説明の時は何とも思いませんでしたが、この2時間までという制約が後で私を困らせることになります。

[Web予約画面]

さて教習にあたり、最初に教習診断というものを受けないといけません。これを受けないと教習の予約は取れても、教習自体を受けることはできません。これは運転の適正を確認することが目的と思われますが、通常はこの診断の結果落とされるとか、教習を断られることはないでしょう。入校の翌日(7月22日(日))に時間があったので受けました。最初に教習とか運転とかについて、何か説明があったように記憶してますが、あまり覚えていません。ただ教習期限が殆どの免許で9カ月に設定されていますが、これを過ぎてしまう人がこの教習所で年間数百人もいるという話がありました。これは驚きですね。その後は教習診断の本題である診断テストです。いろいろな設問に答えていくだけですが、あまりカッコつけてもしょうがないので正直に答えていきました。私の結果は以下です。このシートは最初の教習にいった時に教習原簿に入ってました。

[教習診断結果]

正直に回答したせいでもあるのですが、基本的にいい結果ではないですね。自分としても決して運転には向いていないと思います。渋滞ではいらいらし、隣の車線が進むと車線変更せずにはいられません。特に急ぐ用事がなくても同じです。これは免許取消を経験しても、なかなか改善はされませんね。そうした私の性格がちゃんと出た結果だったと思います。


■教習のお決まりごと

さてこれから具体的な教習内容に入るにあたって、大型二輪教習も含めた当教習所のお決まりごとを説明しておきたいと思います。

まずは以下のような教習生証が発行されます。これは普通二輪と大型二輪で色が違いますが、顔写真は貼られていません。常に持参すると共に自宅にも持って帰り、保管します。どの段階まで終わったかを示す、教官の印鑑などが押印されます。このほかに教習原簿という大きな記録簿があって、こちらにもっと詳しいことが書かれますが、これは常に教習所に置いておきます。教習所から持ち出せません。こちらには顔写真が貼ってあります。

[普通二輪の教習生証]

教習生証にある」印土日、夜間オプションをつけていることを意味します。」印検定安心保証オプションを、技9」印技能安心保証(9ヶ月)オプションをつけていることを意味します。

教習時間の15分前には受付を済ませないといけません。この時間を過ぎるとキャンセル扱いになってしまいます。これはキャンセル待ちの人が待っているからです。

[教習所の受付とホール]

教習所の入り口を入ると上記写真のような受付ホールがあります。事務的なことは全てこの受付で行います。ホールは主に普通車の教習生の待合室のような感じですが、検定の時は二輪車教習生も使うことになります。別に普段からここで休憩していることは全く構いません。入り口の近くにセンサー機があって、そこに教習生証のバーコードをかざすと後ろの方に教習原簿が出てきます。これは自分では取れないのですが、係りの人が取って渡してくれます。その後配車のため、別の機械にバーコードをかざします。自動的に配車券が発行されるので、内容を確認し、教習原簿にはさんで、ホールの奥にある自動二輪教習者待合室に向かいます。

[自動二輪教習者待合室]

自動二輪教習者待合室ではまず教習原簿を所定の箱に入れ、教習の準備をして待ちます。荷物は待合室のロッカー(写真参照)に入れることはできますが、施錠できるものではないので貴重品は自己管理となります。別途貴重品用ロッカーなどはないので、貴重品は持って教習する他ありません。私は財布を常に持ってました。装備としてはヘルメットの用意をしておきます。この時点では被らず用意するだけです。ヘルメットは無料で貸し出しもしています。特に貸し出し受付など必要なく、待合室のロッカー(写真参照)に入っているヘルメットを勝手に取っていけばいいだけですが、サイズ(S、M、Lの3サイズ)は自分に合うものを見繕う必要があります。ヘルメットインナーキャップ(水泳帽のような薄い紙でできたペラペラなもの)だけは自分専用のものをしますが、これは210円で受付で販売されています。貸し出しヘルメットはジェット型で視界がよく、軽くて使い勝手が良かったです。自宅からの持ち運びも必要ないので、2時限目以降はすべて教習所のヘルメットを使いました。もっともインナーキャップをしても夏はヘルメットも人の汗でびしょ濡れになります。神経質な方はちょっと辛いかもしれません。その場合は自分のものを持参するほかありません。私は全然平気でした。

グローブ軍手が無料貸し出しでありましたが、これはいつも自分のものを持っていって使いました。大した荷物にならないし、操作性が気に入っていたからです。一回軍手を使ってみたのですが、滑るのでクラッチ操作が若干しにくかったです。この他の装備として、肘と膝(※)にプラスチックのプロテクターを付けます。これも無料貸し出しです。肘プロテクターの方は結構ゆるかったり、きつかったりと、物によって自分の腕に合う合わないがあるので、いくつか選びながら付けました。プロテクターは着けた状態で待ちます。

※2012年7月から10月の私が教習していた頃はプロテクターは肘と膝だけでしたが、その後ボディー用(チェストガードとショルダーガード)も追加されています。

服装は勿論、真夏ですが長袖長ズボン。ただもし半袖、半ズボンで来たら、添えつけのカッパを借りて着ることで教習は可能です。靴はサンダル、ハイヒールなどは厳禁ですが、別にブーツでないといけないという訳ではありません。普通のスニカー程度でOKです。靴下も普通の長さ(くるぶしが隠れる程度)のものが要求されます。これらは教習開始時に毎回チェックされます。

そして最後に以下のような免許の種類、教習段階毎に色分けされたゼッケンをつけます。番号は指定される訳ではないので適当に選びます。

[免許種類、各段階毎に色分けされたゼッケン]

MT普通二輪の第一段階のラインなしゼッケンです。第2段階になるとになります。そして大型二輪になると赤青の関係は同じで白いラインが入ります。この時は青の白ライン、つまり大型二輪の第2段階の人が羨ましかったです。早くあの色になるぞ、と思ったものです。

因みに黄色がAT二輪の第一段階、黄緑がAT二輪の第二段階です。白いラインはMT同様に大型で、ラインなしが普通です。ピンク限定解除用です。以前ペーパードライバー教習用の白もあったようですが、この時はペーパードライバー教習を中止していたのでありませんでした。

時間になると待合室の奥にある狭い小部屋にみんな呼ばれて、今日担当の教官からチェックを受けます。まずは免許証の提示が求められます。勿論免許を持っている人だけですが、これは恐らく所持免許に依存した教習内容になっているので確認することが義務づけられているのでしょう。その後靴下の長さを確認します。そうしたらまた待合室に戻って、ヘルメットとグローブをつけて待機しますが、教官はすぐに来て一緒にコースへ向かいます。

最初に準備体操を行います。腕伸ばし、肩回転、前屈、後屈、膝の屈伸、首回し、手首足首回しをやります。準備体操の後、自分の教習車が指定されます。まずはバイクの点検です。といってもこれは殆ど形だけというか、適当に前後のタイヤを叩いたり、前ブレーキ、クラッチなどを握ってみます。シミュレータ教習以外はこの準備体操とバイクの点検は最初に必ず実施することになります。それが終わると教習内容に入っていきます。

教習が終わると二輪待合室に帰り、教官から講評を聞きます。実はここはちょっといやな時間。うまくできた時はいいのですが、今一だった時は「もう1時間やろうか」と言われないか気になります。これは教習時限オーバーを意味します。問題なければ、教官が判子を押して教習原簿を返してくれて、お疲れさまです。そして最後にその教習原簿をホールの出口近くにある教習原簿返却箱に返して(箱に入れるだけでOK)帰ります。

[教習原簿返却箱]

では実際の教習内容については別のページへどうぞ。できれば上から読んで下さい。上で説明したことを前提に下は書いてます。


免許再取得(普通車編)へ

「免許取消と再取得」へもどる

私の愛車トップページへもどる

ホームページへもどる

inserted by FC2 system